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[参考記事]ハーシャ・ワリア「「占拠せよ!」運動への手紙」
category: 海外の動向 | author: conflictive.info
[参考記事]

「占拠せよ!」運動への手紙/ハーシャ・ワリア

A Letter To The Occupy Together Movement
BY HARSHA WALIA On October 15, 2011


ハーシャ・ワリア(Harsha Walia)―南アジア出身で、法律教育を受けたバンクーバー/コーストセイリッシュ領在住の活動家・批評家。過去10年間様々な社会運動に関わってきた。twitter

私は、「占拠せよ!」運動に対して、儀礼に則って "I love you" と言うことから始めたい。率直に言って、私はこれまでその運動に混乱した気持ちを持ってきたが、また一方で、猛烈に楽観主義的な気持ちもあった。以下に書くことは、占拠運動に対する批判ではない。私は、活発な運動が有機的に続けられていることに刺激を受けているが、その運動に参加することを選ぶ者は、運動を発展させることに集団的な責任があるのである。すべての人々に、最大限の尊敬の気持ちを送りたい。

いま私の心には、Grace Lee Boggs の次のような言葉が浮かんでいる。

「来たるべき闘争は、少数の手から権力を奪い、それを多数の手に移す政治的闘争である。しかし、多数に権力を移すには、少数の権力と闘うだけでなく、自分たちのなかに潜んでいる権力とも闘い、解体する必要があるのである。」 

この言葉は非生産的に聞こえるかもしれないが、運動が高揚しているときに、前方に待ち受けている難題を低く見積もることはできないし、私はこうした対話を促すプロセスを楽しみにしているのである。

占領地を占拠すること

正式な承認はまだであるが、いまのところ Occupy Vancouver 共同声明で一致している主要な原則のひとつは、いまだ割譲されていないコーストセイリッシュ領についての認識である。このことに対して、「運動に不和を生じさせる」であるとか、「過度に先住民族の問題を強調している」といった異議があるが、私は、以下の二つの理由から、ここが先住民族の土地であるということを認識し表明することは、必要不可欠な出発点であると考えている。

まず、「占拠」という言葉は、先住民族の人々から、それが植民地主義的な含意を持っているというもっともな批判を呼び起こした。それは、植民者社会がよって立つ大量虐殺という残酷な歴史を抹消するものなのである。これは単にレトリックの問題であったり、周辺的な問題ではない。この土地がすでに占領地であるという事実は、まったく議論の余地がないことなのである。とくに、ブリティッシュコロンビア州は、大部分がいまだ先住民族から割譲されていない。これは、いかなる条約や協定も先住民族と結ばれていないということであって、バンクーバーの土地の権利者は、Squamish 民族、Tseilwau-tuth 民族、Musqueam 民族の人々なのである。Squamish の友人である Dustin Rivers が冗談で言ったように、「州知事や州政府ですら、ここが先住民族の土地であることを認識しそれに感謝すると言っているのに、「バンクーバーを占拠せよ!」運動はそれができないの?」。

脱植民地化への取り組みを支援することは、単に先住民族の問題だけであるわけではない。それは、この土地の歴史を学び、自分自身とその責任を植民地化の文脈の中で位置づける非先住民である私たちの問題でもある。ボストンデンバーニューヨークの占拠運動では、反植民地主義的視点を深めるための同様の段階が踏まれているのである。

次に、資本による支配の触手は、植民地化と奴隷制度にその根源があるということである。Owe Aku International Justice Project が書いているように、「資本の強欲は、世界的な抑圧と先住民族の被害を駆動する要因であり、征服とこの大陸の先住民族が現在も受ける被害を駆動する要因なのである。強欲の影響は、結果的にあらゆる場所のすべての人々に広がり悪影響を与えていくのである」。

たとえば、カナダのハドソン湾会社や、インドの東インド会社は、もっとも初期に株式市場において設立された企業体であるが、この二つの会社は、大英帝国によって交易の独占を許可され、資源採掘を行うことができた。それは、軍や警察の力を利用し、地元共同体を服従させることによって、莫大な利益を上げることができたのである。企業活動の拡大と植民地化に付随するプロセスは現在も継続中であり、この国でそれがもっとも現れているのはアルバータ州のタールサンド(油砂)採掘である。経済危機の最中においては、企業が富を蓄積する能力は、資源を採掘する新しい土地を発見できるかにかかっている。このことは、地球全体に環境危機を引き起こしているだけでなく、集中的に先住民族に被害を与えており、かれらが共同体を維持するために必要な土地を破壊しているのである。

経済的不平等に関する張りめぐらされた抑圧

富と権力を手中におさめる「1パーセント」に抗議する統一した場所をつくり出すと同時に、私たちは、99パーセントのなかの多くの人々が日々直面している不正義全体について学ぶための批判的教育を発展させなければいけない。このことは、「アイデンティティ・ポリティクス」などといって軽蔑的に捨て去られるべきではないし、そうすることは多くの人々に再び周縁化を強いるものである。政治経済の性質や構造と体系的な不正義のつながりは明らかである。この都市国内全体における拡大する富の偏りと経済的不公平は、民族差別にさらされた低所得のコミュニティにとって何も新しいものではない。そのなかでもとくにシングルマザーは、不況下においてスケープゴートとなり二重の被害を受けているのである。

「多数者」という考え方であればこそ、99パーセントのあらゆる人々の経験が議論の俎上に上るのである。「悪魔の大企業と強欲な銀行」という考えを越えて、この複数性を認め、居心地が悪くなるかもしれない体系的な抑圧の現実に対して心を開くことは、運動を強化することになる。私たちのなかにあるヒエラルキーを無視して抗議行動を行っていても、それらのヒエラルキーが魔法のように消えてくれるわけではない。実際には、その格差は強化されるのである。過去の社会運動に学ぶとすれば、人種、階級、能力、性、年齢、国籍の問題について誠実に取り組むことが、より少なくではなく、より幅広い層の運動への参加を促していたのである。

そのためには、「メインストリーム(主流社会)に問題を持ちこむ」という考えを批判的に検証する必要がある。私は、運動が可能な限り広いところに届くことを否定しているのではない。しかし、私たちは「誰がメインストリームを構成しているのか」と自問しなければならない。もし、先住民、ホームレス、移民、セクシャルマイノリティ、高齢者そのほかの人々が、「特殊な利害を持つ人々」とみなされるのなら(実際には、人口的には圧倒的にマジョリティなのだが)、Rinku Sen が言うように、それは初めから異性愛の白人男性のみを普遍的な基準にしてしまう。「ほかの抑圧のシステムや被害を受ける人々について取り組むことは、あるグループの被害を白人男性の被害より上に置くことではないのである。それは、いかに支配のメカニズムが働いているかを理解するということなのである。そしてそれを理解できたとき、本当にすべての人々の役に立つ解決策をつくることができるのだ」。それゆえに、このことを、運動課題の順序についてあれこれあげつらっているという風に誤解してはいけない。それは、99パーセントとは単一のグループではなく、数々のコミュニティがお互いに網の目のように関係を持ちながら闘争下にあることを理解するということなのである。

先住民族のための環境ネットワークにおける反タールサンド運動のオーガナイザーである Clayton Thomas-Muller は、私に次のように書いた。「私たちがやっている先住民族の権利運動は、いま勢いに乗っている。新しい人々を教育し、政治化させている。私たちは反植民地主義、反人種主義、反抑圧の枠組みにおいて運動の拡大させることができている」。同様に、Syed Hussan は書いている。「本当に自由になり、本当に99パーセントを含むというなら、あなたは今日、そして毎日、次のように言わなければならない。誰一人見捨てはしないと」。私たちが政府と資本が進めている緊縮政策と闘っているのと同じく、自分たち自身の運動内におけるスペースの欠乏とも闘い、経済不平等についてのより多様な言説を促さなければならないのである。

歴史から学び成功を確実なものとする

「占拠せよ!」運動の今後についてコメントするのは時期尚早であるが、私はここで「Occupy Wall Street」運動についてと、バンクーバーにおけるその運動の性質についていくつか控え目に考えを述べておきたい。以前から活動家であった者は、正しくもこの運動についていかなる権威も主張していない。多くの人々が注意しているように、経験があるからといって、運動に加わったばかりの人々に道徳的な正しさを主張すべきではない。しかし、私たちも無知を決め込むわけにもいかないのである。

「占拠せよ!」運動が輝かしい過渡期にあることは、それが再出発の機会にあるということに違いない。すでに指摘されているように、前もって要求リストを完備し、そのことによって発生期の運動を制限しなかったことは、倫理的・戦術的な成功であった。Peter Marcus が書くには、「多くの参加者や支援者にとって、占拠運動は、個人の権利の主張ではなく、よりよい世界をめざす力強い主張であった。(・・・)運動全体の本質は、現在演じられているルールを拒否し、それぞれの要求を含んで、しかしさらにその要求を生じさせている社会構造に疑問を投げかけていくという変化を生み出す」。同様に Vijay Prashad は言っている。「現在ある不満を吸い込み、新しいラディカルな想像力を吐き出さなければならない」。

キャンプはそれ自体、解放的な行為である。民主的な意思決定プロセスや、読書サークルやアートゾーン、ゲリラガーデニングといったそれぞれの関心に基づいて集まり対話する自律的な空間による非中心的な集まりは、さもなければ無気力、幻滅、孤立を生み出す社会において、目的意識や関係性、そして解放という深遠な感覚をつくりだす。このタイプの予示的政治――生き生きとした拒否の象徴――は、人々がいっしょになって現状に対するオルタナティブをつくりだす方法になる。私は、昨年、バンクーバーのダウンタウンイーストサイドに設けられたささやかな反オリンピックテント村を思い出す。多くの人々は、このテント村を「パラダイス」、「本当の自由がある」と言ったのであった。

一つ強調しておきたいのは、警察の暴力と運動内部への浸透戦術について意識的になることである。いくつかの都市では、「占拠せよ!」運動のオーガナイザーは、積極的に警察と協力している。多くの人々は、「私たちには何も隠すことはない」としてこうしたことを行なっているわけであるが、警察は信用できるものではない。これは、個々の警察官が、「普通の人々」であるかということとは関係なく、かれらの仕事は「1パーセント」を守ることであるということが、不幸にも現実だということである。

警察は、社会運動に対する弾圧について長い歴史を持っている。そして、ホームレスや民族差別に晒される人々、ビザなし滞在、そしてクィアの人々もまた、恣意的な警察の暴力を日常的に経験している。これらのコミュニティからの運動への参加を広げるためには、私たちはこの問題を真剣に取り上げなければならない。私たちは、警察から追い出しがかかった時に、自分たちの安全を守り抵抗を続けるために、警察ではなく自分自身を頼りにすることを学ばなければならないのである。これは困難な課題に聞こえるかもしれないが、以前からもやり遂げられてきたし、再びやり遂げることができるものである。

反オリンピック運動とG20抗議運動が終わった後、「戦術の多様性」というおなじみのテーマが再び浮上した。コミュニティにおける運動づくりの歴史にもかかわらず、オリンピック後に私が尊敬している人物と行った対話を元にして、不必要で誤った情報による恐怖の扇動が行われた。「戦術の多様性」を支持する人々は「平和的な抗議行動を根本的に拒否している」と言うのである。私にとって、戦術の多様性の尊重は、つねに非暴力の集会を含む戦術の幅広さを尊重するものである。G20サミットへの抗議行動によって現在被告となっている Alex Hundert は、戦術の多様性について多くの文章を書いているが、私にこう言っている。「重要なのは、戦術の多様性を支持するということは、平和的な抗議手段の排除を意味するのではないということだ。「占拠せよ!」の集まりは、初めから非暴力で行われており、北米の何百の都市に広がっている。この時期においてそれは明らかに正しいやり方である」。

注目に値するのは、ウォールストリート占拠運動は、ドグマ的に戦術の多様性を拒否しているわけではないということだ。その運動は、戦術の多様性が実際に何を意味しているか――一つの戦略や行動をどのような場面にも適用しないこと――を理解している。「ウォールストリート占拠」直接行動ワーキンググループは、「戦術の多様性を尊重する。ただし、あなたの行動が他の人々にどのような影響を及ぼすことになるかについて意識的になること」という基本原則を採用している。私見では、これは、自律的な抗議活動の戦術を効果的に拡大させる一方で、キャンプ内でそれぞれがお互いの安全を守るためにいかに協働するかを学ぶことに、積極的な寄与をなすものである。

最後に。私たちは、指導者なしの運動ということを強調することはやめた方がいいかもしれない。つまり、私たち全員がリーダーなのだと言った方がより誠実なのかもしれない。リーダーシップの存在を否定することは、責任から逃れ、潜在的にあるヒエラルキーを否定し、集団的なリーダーシップを構築する仕組みを積極的につくりあげることから私たちを放免することになる。ジェネラルアセンブリーや合意形成などの現在使われているモデルの多くは、反権威主義者やコミュニティ運動のオーガナイザーの実践に起源を持つものであり、運動に力を吹き込みそれを強化するために、他にも多くの共有できるやり方があるのである。

私たちが、すぐにでも不正義な経済、政治、社会システムをラディカルに変えることができると望むにしても、これは長期に渡る闘いである。そして、そこには共闘する相手を選ぶという難題が訪れる。スラヴォイ・ジジェクは「ウォールストリートを占拠せよ!」運動に対して次のように注意を促している。「敵だけに注意してはいけない。このプロセスを弱体化させようとすでに動いている偽りの仲間たちにも注意しなければならない。カフェイン抜きのコーヒー、アルコール抜きのビール、脂肪分抜きのアイスクリームと同じように、かれらは、この抗議運動を害のない道徳運動にしようとするだろう」。これが意味するのは、私たちは、この運動を継続させ、それを存在するグラスルーツの社会運動や環境運動の内外に根付かせるという骨の折れる仕事を行う方法を見つける必要があるということである。

「私たちは影から出ようとし始めたばかりである。惰性や抑圧的な習慣を打ち破り、タブーを捨て去ろうとし始めたばかりである。凍てついた心を暖かくして、意識を変えるという仕事をプライドを持ってやり始めたばかりである。女性たちよ、旅路の険しさと大地の広大さに恐れをなしてはならない。希望を持って、森に進路を切り拓こう。旅人よ、橋がなければ、歩きながらつくるのだ。――Gloria Anzaldua」

(一部訳を訂正した。2011/10/19)
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[参考記事/モントリオール] 反資本主義デモ呼びかけ――G20、カナダ帝国主義、保守政権と闘おう
category: 海外の動向 | author: conflictive.info
[参考記事/モントリオール] 

「反資本主義デモ呼びかけ――G20、カナダ帝国主義、保守政権と闘おう」

Anti-capitalist demonstration against the G20, Canadian imperialism, and the Conservative government
http://www.clac-montreal.net/en/node/229

次回のG20サミットは、フランスのカンヌにおいて11月3・4日に開催される。地球上で権勢を誇る20か国によって行われるこの会合は、ヨーロッパ債務危機のまっただなかにおいて行われる。1万人以上の警察や軍隊が配備されているが、抗議行動も準備されており、フランスおよびヨーロッパの街頭においてかれらの声がこだますることになるであろう。

今回のG20サミットの中心テーマは、「成長の回復と金融の安定(...)債務危機から回復するための国際的な戦略を確立すること」である。しかし、資本主義国家の繰り人形である首脳たちが夢中になっていることはいつも同じである――「投資家を救済せよ!」。たとえこれが、人々の生活・労働条件を根こそぎにし、何百万もの家族を貧困に陥れることになるとしてもである。かれらにとって、一般市民の生活を安定させる必要はない。なぜなら、私たちの未来は、つまり地球の未来は、消耗品でしかないからだ!

カナダの保守政権は、世界経済危機下において、カナダが他の国々に比べ「より成功している」というイメージを国際的に振りまいているわけであるが、実際には、国内で私たちのコミュニティに対して行われている抑圧的、レイシスト的、反動的な政策を他のG20諸国に対して手本として輸出しようとしているのである。

今後数年続くハーパー政権下における展望は寒々しいものである。若者、貧民、移民、抗議行動に対する取り締まりの強化、新たな巨大刑務所、緊縮政策(公共サービスの民営化、社会予算とコミュニティ組織への予算の削減)、中絶の非合法化への試み、移民政策の引き締めと強制送還の増加、膨大な軍事予算などなど。しかし、実際には、これらは「西側諸国」に住むすべての人々が直面しているものと同じ脅威なのである。資本主義システムは、その「社会民主主義」の仮面を取り去り、その素顔を表しているだけなのだ。南の国々(グローバルサウス)では、土地を貪り食う背広を着た犯罪者による略奪を長らく被ってきたのである。

ハーパー政権下のカナダは、世界というチェス盤に、主要な資本主義国として、また帝国主義国としてより多くの陣地を得ようとしている。ハーパーにとって、G20サミットは、世界資本主義システムの政治経済的指導者として自らの地位を確保し、その反動的な政策を売り込む貴重な機会なのだ。しかし、国内において貧困を拡大し、それを国際的に輸出しようとするカナダ政府とその政策に対して、私たちは闘わなければならない。そしてそのカナダのやり方は、人類を犠牲にして、エリート、グローバル・マフィアの富の蓄積を追い求めるG20の資本主義・帝国主義国全体のものなのである。

こういった野蛮さは長すぎるほど続いているが、変革の兆しもまた至る所で現れている。克服すべき難題はたくさんあるが、恐怖に直面して沈黙したままでいることは、共犯になることに他ならない。11月3日、モントリオールの街頭において、G20、カナダ帝国主義、そして保守政権への怒りを見せつけよう! 資本主義の絶え間ない不正義に対して私たちの怒りを叩きつけよう!
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[リンク記事]「ウォールストリート占拠運動――植民地主義のゲームと左翼愛国主義」
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[リンク記事] rabble.ca

「ウォールストリート占拠運動――植民地主義のゲームと左翼愛国主義」

Occupy Wall Street: The game of colonialism and the left
BY JESSICA YEE
OCTOBER 1, 2011


「ウォールストリートを占拠せよ」というスローガンは、ウイルスのように広まり、国際的なものになっている。「資本主義を終わらせる」との掛け声のもとウォールストリートで行われている抗議行動によって、他のオーガナイザーや活動家も、強欲と権力を象徴する場所を新たに「占拠」するよう勇気づけられている。しかし、そこにはひとつ問題がある。アメリカ合衆国が、すでに占領地なのだ。ここは先住民族の土地なのだ。そして、その占領は、かなり長い時間にわたるものである。もうひとつ言わなければならないのは、ニューヨーク市は Haudenosaunee(訳注・いわゆる「イロコイ連邦」のこと)の土地であり、ほかのたくさんの先住民族の故郷なのだ。私は、そのことがどこかで言及されるのを待っているのである。

ウォールストリートに対する抗議運動であれ、あるいはどのような運動であれ、これが、「左翼」が「アメリカを民衆の手に取り戻せ」(どの民衆?!)と決意したときに犯す誤りであることについて、私に驚きはない。それは、より大きな問題の一部なのである。実際、この種の運動には愛国的な帝国主義的言辞が大量に含まれており、すべての人々が親アメリカ的な方針に高揚し勢いを増しているときに、人々が、この土地において先住民族の存在が抹消されていることに気付くことができず、いまある現状への自分たち自身の共犯性と責任――大企業と国家だけではないのだ――を忘れてしまうことに不思議はない。

はっきりさせよう。私は資本主義を終わらせることに反対しているわけではないし、大企業に対して、それらがもたらしている莫大な被害の責任を取らせるよう抗議行動を行っている人々に反対しているわけではない。たしかに、私たちはグローバリゼーションを終わらせる必要がある。私が言っているのは、「資本主義を終わらせる」ために、他人の権利を踏みにじること――今回の場合は先住民族の権利を腐食させること――にすべての問題があるということなのだ。私は、人々が故意にそのようなことを行なっていると言っているわけではないし、そんなことが問題なのではない。良い意図とはそれだけでは十分なものではないし、はっきりいってそれは反動的な役割を果たすこともあるのだ。

今回もそのような時代遅れが繰り返されている。他人の背中を踏みつけて神秘の、平等の大地へ進んでいるのであるが、しかし、そこへたどり着くために、特定の人々が抑圧され続けるのが、本当に正義であり公正だといえるのだろうか。そんなことはなされる必要はない! 私たちにもう占領は必要ない。私たちに必要なのは脱植民地化であり、すべての人々はそれに取り組む責任がある。なぜなら植民地主義はすべての人々に影響を及ぼすからである。すべての人々にである! 植民地主義もまた、資本主義をもたらし、グローバリゼーションと産業化をもたらす。植民地主義を終わらせずに、どうやって本当に資本主義を終わらせることができるというのか? 階級、人種、能力、ジェンダー、セクシャリティのヒエラルキーの押し付けによってつくられた「アメリカ」の名において行動することが、何の役に立つというのか?

私は、「アメリカ」(あるいは、最近では「カナダ」!)革命というナショナリズムと、同じ船に乗ることはできない。できるわけがない。アメリカ合衆国とカナダが建国され、国家として存在し続けるために、考えられないくらいの大量虐殺と暴力が存在し続けてきた。私は、Anishnaabe 族の作家である John Paul Montano の「ウォールストリート占拠活動家への公開状」が、そのことを明瞭に捉えていると思う。

「私は、あなたたちが抗議運動を行っている土地が、あなたたちの土地ではなく、盗まれた先住民族の土地であるという点について、あなたたちから言ってもらえるよう望んでいました。あなたたちによって、その土地の所有者であるところの先住民族について言ってもらえることを望んでいました。私は、「より公正な社会」「よりよき世界」「自由の国」を建設すると言う理想に燃えた社会活動家の数えきれない「・・・主義」に服従させられることに、私たち先住民族が何世紀にもわたって耐え忍んできた歴史について言ってもらえるよう望んでいました。それは、先住民族の社会、先住民族の土地において、私たちの生活を破壊し、同時に/あるいは無視しながら行われたのです。私は、先住民族の土地への植民者であるあなたたちが、私たちの土地に何を建てるのであれ、私たち先住民族の同意が必要であることを認識しておいてほしかったのです――社会全体に関しても同様です。」

最後に、The Native Youth Sexual Health Network の素晴らしいインターン(研修生)である Erin Konsmo の芸術作品を紹介することで終わりにしたい。「占領―植民地主義のゲーム」。願わくばその絵をすぐ理解できればいいのだが。

(*日本語訳タイトルを変更した。2011/10/04
*訳文中、以前「ニューヨークは、Haudenosaunee(イロコイ)族領であり」としていたところを、「ニューヨーク市は Haudenosaunee(訳注・いわゆる「イロコイ連邦」のこと)の土地であり」に訂正した。Haudenosaunee とは、異なる先住民族による連邦国家の名称であり、「Iroquois イロコイ」とは、かつてアルゴンキン語系先住民族が、Haudenosaunee の人々に対して使った「毒ヘビ」(の一種)を意味する「Iroqu (Irinakhoiw)」という言葉に、フランス人入植者がフランス語の接尾辞「-ois」を付けた蔑称に由来するものであるとのこと。原文には「イロコイ」との表記はなく、訳の際に付け足したものであることを明示していなかったのも不注意であった。ブログ「macska dot org」の記事の指摘を参考にして、訳注にもそのまま反映させていただいた。2012/01/12
*見つかった訳の誤りを修正した。2012/02/13 管理人・嶋田頼一)
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[リンク記事] 「イスラエル・シオニスト左派の偽りの連帯」「イスラエルで広がる抗議運動の解剖学――新しく起こった反新自由主義運動はパレスチナ問題を避け続けることはできない」
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[リンク記事] 

「イスラエル・シオニスト左派の偽りの連帯」

“The sham solidarity of Israel’s Zionist left”
Budour Youssef Hassan 28 July 2011

http://electronicintifada.net/content/sham-solidarity-israel-s-zionist-left/10213

「イスラエルで広がる抗議運動の解剖学――新しく起こった反新自由主義運動はパレスチナ問題を避け続けることはできない」

“The anatomy of Israel's protest movement”
The new movement against neoliberal policies in Israel can't continue to avoid the Palestinian question, argue Jonah Birch and Hadas Thier. August 12, 2011

http://www.www.socialistworker.org/2011/08/12/anatomy-of-israels-protests

「階級と階級対立は、イスラエルに常に存在してきたし、新自由主義政策の深まりと経済危機によって、その対立はいっそう強まることになるだろう。しかし、労働者階級が、シオニズム運動と結びつき、そしてそれによって自らの支配階級と結びついたままでいる限り、この対立は弱められ、運動のラディカル化は妨げられるしかない。

そのため、多くのイスラエル人とパレスチナ人の左翼は、現在の反新自由主義運動の行く末について、考えをめぐらせているのである。それは左に向かっていくのか、あるいは、さらなる入植地の拡大、軍事化とレイシズムの強化よって危機を"解決"しようとする――それがシオニズムの基本である――政府とともに右に向かっていくのかと。」
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[ロンドン] カウンター・オリンピック・ネットワーク(CON)
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[リンク]

Counter Olympics Network(カウンター・オリンピック・ネットワーク)
http://counterolympicsnetwork.wordpress.com/

(紹介欄より)

カウンター・オリンピック・ネットワーク(CON)は、2012年ロンドンオリンピックへの抗議運動を組織するために集まる、グループと個人からなるネットワークである。私たちは、ただオリンピックに反対することを目的にしているのではなく、住宅・民営化・監視強化のような地域の問題に対する現在進行中のキャンペーンや運動を強化するために、そのスペクタクルを利用するのである。また私たちは、オリンピックの主催者に対して、その責任を追及し、影響を被る地域住民になされた約束を守るよう求める。

私たちは以下のように問う。
・地域コミュニティは、オリンピックの影響に対して、どのように抵抗できるか。短期的・長期的の両面において。
・オリンピックで利益を得る者が当然のように持つ思い込みに対して、どのように公然と挑戦できるか。
・オリンピックに生来的に備わる、企業による暴利の貪りをどのように問題化し、いかに挑戦できるか。
・いかにして、この機会を、ロンドンにおける抗議の声を世界中の都市における反オリンピック運動に合流させ、批判的な展望を発展させるものとすることができるか。
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[リンク] トロントG20サミット弾圧の全体像
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[リンク] CrimethInc. Ex-Workers' Collective

トロントG20サミット弾圧の全体像
Overview: Toronto G20 Legal Fallout
September 3, 2010 at 10:00 am posted by ret marut


G20の指導者たちは、どのような世界をつくりだそうとしているのだろうか? 6月トロントで開催されたG20サミットは、その卑しき予告編であった。何十億ドルにもおよぶ警備予算、2万人にもおよぶ警備体制、秘密裏に成立した法律、早朝の家宅捜査、警棒・催涙ガス・ゴム銃による警察の無差別攻撃。警察は1100人以上の人々を逮捕したが、ほとんどの人々を起訴することはできなかったのである。

もしこれがその未来だとしたら、だれが闘う人々を責めることができるだろうか?

G20サミットへの抗議行動以来、私たちは固唾を飲んで、G20サミットに関わる裁判と捜査について、包括的な報告がなされることを待ち続けてきた。しかしついに待ち疲れた私たちは、自分たちでこの報告書を準備することになった。ただこの報告書は、すべての情報を網羅したものではない。最新情報に付いていくだけで精いっぱいであり、また重要な詳細の多くが裁判所の命令によっていまだ公表されていないのである。

また私たちは、被弾圧者への支援を呼びかけるポスターもつくった。印刷して幅広く配布してくれるようお願いしたい。

私たちは、よりよい世界を求めるすべての人々に、トロントにおいて起訴された人々、逮捕された人々、暴行を受けた人々、それらすべての人々に対する支援を呼びかける。政府の弾圧は、私たちの敗北を意味するのではない。それは単純に抗争が新しい段階に入ったことを意味し、世論における反撃と、未来の弾圧を止めさせる機会なのである。明日私たちに何ができるかということは、今日弾圧を受けている仲間たちのために何ができるかにかかっている。G20被弾圧者への支援をしたいという方は、先にこの報告書の末尾に掲載している支援方法のリストを参考にしてほしい。

この報告書を、David Japenga に捧げる。彼は、8月25日、2009年9月にピッツバーグで行われたG20に対する抗議行動において窓ガラスを割ったことで、有罪判決を受けた。

概要

1105人もの人々が、トロントG20サミットにおける抗議行動に関連して逮捕された。これはカナダ史上最大の大量逮捕であるとされ、またこの人数は、警察による捜査の継続によって増加を続けている。警察は、破壊行為に参加した容疑者の指名手配として、写真をウェブサイトに掲載し、映像をyoutubeに投稿した。また8月26日警察は、破壊行為に参加した者のなかで、「最悪中の最悪」であるとする者の写真を公開した。警察は、そのほとんどをモントリオールか合州国からやってきた者だと主張している。この写真と映像による指名手配では、有色の若年男性が過剰に標的とされている。

8月23日、トロント警察は、写真と映像による指名手配によって、20人の容疑者を発見・逮捕することができたと発表し、その日以降さらに2人逮捕したという。8月30日、警察は、カナダ銀行協会の顔認識専門家の協力を得て、写真から容疑者を特定してきたことが明らかになった。

逮捕された1105人のうち、約800人は最終的に不起訴になった。逮捕された人々は、イースタンアベニューにある、旧映画スタジオの臨時勾留施設に拘束され、調べを受けたのであった。どんどん悪化する環境下での拘束期間は、数時間から数日に及んだ。

アナキストの「首謀者」であるとされ、6月26日の騒乱を計画したとして起訴された17人を含む重罪で起訴された人々は、すみやかに地方裁判所に押送され、治安判事の前に連れ出された。そして、保釈はなされないまま、ミルトン地区にあるメープルハースト拘置所に移送されることになったのである。

8月23日時点の状況

8月23日までに、合計304人が「迷惑行為」「破壊行為」から「武器携帯」「重罪に関わる共謀罪」にわたって刑事告発を受けることになった。

起訴された304人は、8月23日一斉に地方裁判所に出廷した。それは、トロントにおける最大規模の同時出廷だといわれている。翌日、オンタリオ州司法長官は内容を説明した。

●227人については、8月終わりから10月中旬にかけて再び審理が行われる。ほとんどの場合、検察側は証拠を提出できなかったのである。
●22人は、「転換(diversion)」と呼ばれる手続きによって、起訴が取り下げられた。これは、検察が起訴を取り下げる代わりに、25ドルか50ドルを慈善事業に寄付するというものである。これは被告が罪を認めたことにはならないが、後になって国や警察を訴え返すことはできない。
●31人は、無条件に起訴が取り下げられた。
●5人が、「治安宣誓書」に署名した。これは、検察が起訴を取り下げる代わりに、被告が今後「平和秩序を乱さない」と誓約するものである。
6人が罪状を認めた。
●227のケースのうち、9件が裁判上の手続きミスであることが分かった。
●4人が法廷に姿を現さず、逮捕令状が発行された。

起訴が取り下げられたもののうち、いくつかのケースは際立った特徴を持っている。

●大手新聞である「ナショナルポスト」の2人の記者が6月26日、暴行を受け、拘束されていた。
●ワシントンを拠点とするメディア・アクティビスト、Lacy MacAuley は、6月27日私服警官の集団によって、きわめて乱暴な方法で身柄を拘束された。彼女は、法的手段を取ることを検討している。
●Tammy M. という名前のあるトロント住民は、勾留施設で警官に暴行を受け、性的嫌がらせを受けた。
●モントリオールを拠点とする環境活動家、Natalie Gray は、臨時勾留施設前での連帯集会でゴム銃弾を2発受けた。当初警察はゴム銃を使ったことを否定していたが、翌日明白な証拠写真を突きつけられ、その嘘を撤回した。マスコミは証拠写真があるにもかかわらず、彼女が銃弾を受けたと「主張している」と報道し続けた。彼女もまた法的手段を検討している。

でっち上げの法律、違法捜査による嫌がらせ、リベラルの純朴さ

多くのメディアで「インチキ法」と批判された法律は、オンタリオ州の「公共事業法(Public Works Protection Act)」の一部として成立した。この法律は、サミット会場周辺において警察に強大な権力を与えることになったものである。何人かのリベラルなコメンテーターが、その法律が秘密裏に成立したことに苦情を述べた。実際、その法律は6月2日密かに成立し、6月25日のサミット初日にメディアによって暴露されたのである。それは、その臨時法が失効するたった3日前のことであった。コメンテーターたちはまた、トロント警察局長のビル・ブレアが、サミット終了日の翌日までその適用範囲について嘘をついていたこと、オンタリオ州首相のダルトン・マッギンティが、その法律の不明点についてなんら説明しなかったことに不平を述べた。

ブレアは、その臨時法は、警察が警備フェンス5メートル以内に近づいた者を制止・尋問することができ、警察に従わないか身分を証明できない者を逮捕することができるものだったと公的に認めた。実際、その臨時法は警備フェンス周辺でしか適用されていなかった。

Dave Vasey は、そのイカサマ法によって逮捕された唯一の人間であった。しかし7月28日、彼が裁判所に出廷すると、警察か検察が彼の書類を「紛失」したと告げられた。それは、この厄介な裁判をうやむやにしようという警察・検察の不器用な企てであったようだ。

しかし、これまで語られていないのは、警察が違法な捜査と拘束を行ったのが警備フェンス5メートル以内だけでなく、トロントのダウンタウン全域であったということである。何千もの人々が、手当たり次第に歩道で制止させられ、身分証明書を見せるよう言われた。そして、従わないと逮捕すると脅されたのである。違法捜査と恣意的な押収は、サミットの数週間前からサミット終了の数日後まで、当たり前に行われた。逮捕者を支援する友人や仲間たちは、絶えず呼び止められ高圧的な尋問を受けていたのである。

だから、リベラルが木々の樹皮に注目する一方、みながその背後にあるジャングルの存在を忘れているのだ。少なくともアナキストは、法制度を信用していないという点で正直である。警察当局が、都合が悪ければ無視する傍ら、法制度の正当性を主張することは、まったくふざけたことである。しかし、哀れなまでに純朴なのは、いまだリベラルが法制度の正当性を信奉していることである。この点では、リベラルのみが孤立していることは明らかであるにもかかわらず。

集団訴訟

トロントの住人である Sherry Good は、6月27日、スパダイナ通りとクィーンズ通りの交差点の一角で逮捕され、拘束された約200人のうちの1人である。彼女は、警察に対して、4500万ドルの損害賠償を求める集団訴訟を起こした。彼女は、G20サミット期間中に複数の場所で誤って逮捕され、不起訴となった800人を代表して行動すると言っている。

8月20日には、モントリオールで、あらたに訴訟がおこされた。2人の姉妹が、6月27日に逮捕され、60時間拘束された。これは、抗議行動に参加する何十人かのケベック人が、トロント大学の体育館で寝ていたところを、警察が急襲して逮捕したものである。この訴訟は、モントリオール警察を相手に行われ、モントリオール警察が臨時勾留施設において、その無惨な環境と「心理的な拷問」に事実上加担したことを訴えるものである。

またつい先日、Mike Barber と Miranda McQuade が1億1500万ドルの損害賠償を求めて裁判を起こした。これは、トロント市公安委員会、州司法庁長官 Rob Nicholson、ピール地方公安委員会を相手どったものである。

来月中には、さらなる集団訴訟が起こされる見込みである。

警察発表における嘘、どうしようもない虚偽

6月29日、トロント警察は記者会見を開き、サミット週末26・27日に抗議行動参加者から押収したという武器を陳列した。しかしすぐ、彼らが週末押収したというその「証拠」は、いろいろな場所から手当たり次第に押収したものが多く含まれていることが明らかになった。そのうちいくつかは、抗議運動と直接関係すらなかった。なかには、中世復興主義者である Brian Barrett が、馬上槍試合に向かう途中押収された弓矢と鎖かたびらも含まれていた。チェーンソーとクロスボー(大弓)は、Gary McCullough から押収したものであった。彼は森で働いており、自らのヒュンダイ車の屋根につけた急ごしらえの箱にすべての所持品を入れていた。そして、キャンプ用品、木刀数本、反資本主義雑誌「Upping the Anti」は、抗議行動が始まる以前に、あるオーガナイザーの家宅捜索で押収されたものであった。これらは、ヘルメット、ガスマスク、やや時代遅れの防護用具とともに陳列されていたのである。

チェーンソーとクロスボーを押収された男性は、抗議運動とまったく関係のないことがすぐ明らかとなった。

サザン・オンタリオ・アナキスト・レジスタンス(SOAR)に「共謀罪」が適用

起訴されたものの中で、17人がサザン・オンタリオ・アナキスト・レジスタンス(SOAR)の「首謀者」とされ、5000ドル以上の破壊行為に関する共謀罪、警察への暴行に関する共謀罪、警察に対する業務妨害に関する共謀罪を罪状として起訴された。かれらのうちの何人かは、破壊行為その他とともに、破壊・暴行・その他の重罪に関わる「教唆」〔訳注:他人に重大犯罪を行うよう勧めること〕を罪状として起訴されている。詳細は、裁判所による情報公開禁止命令によって、いまだ明らかになっていない。

その17人はすべて保釈されているが、厳しい条件がついた自宅拘束下に置かれている。これらの条件には、保証人の自宅における拘束も含まれている。他の被告との接触は禁止されており、SOAR か AW@L(前身は、Anti-War at Laurier)のメンバーとされる者との接触も禁止されている。「抗議行動の禁止」という条件は、どのようなものであれ示威行動を計画・参加することを禁止している。

アナキスト・ネットワークに近いとされる、オンタリオ州南部の何人かは、「教唆」その他の重罪によって起訴されているが、同様の条件下には置かれていない。このことは、はじめの17人の扱いが恣意的なものであり、変更可能であることを示している。

17人の不十分な概要

● Erik Lankin キッチナー出身。9月3日に保釈されたばかりである。6月26日早朝にアパートの自室で逮捕されて以来、2か月以上にわたって、メープルハースト拘置所に勾留されていた。7月6日、とりわけ不快で明らかに便秘気味の治安判事が、彼の保釈申請を却下していた。

● Sterling Stutz 7月6日に3万ドル〔約250万円〕の保釈金を払って保釈。

Syed Hussan ノーワンイズイリーガルのオーガナイザーであり、トロント・コミュニティ・モバライゼーション・ネットワーク(TCMN)のスポークスパーソンである。5万5000ドル〔約450万円〕の保釈金を払って、7月8日に保釈。6月26日早朝、記者会見に向かう途中で逮捕。

● Patrick Cadorette と Jaggi Singh 2人ともモントリオール在住で、Anti-Capitalist Convergence (CLAC)のオーガナイザーである。それぞれ、4万7000ドル〔約380万円〕と、8万5000ドル〔約700万円〕の保釈金で、7月12日に保釈。Cadorette は、6月26日抗議行動に向かう途中で逮捕。名の知られた活動家である Singh は、自分に逮捕状が出ていることを知り、集団保釈審査の初日である7月6日、自主的に出頭し逮捕。

Peter Hopperton ハミルトン在住。SOAR の首謀者とされている。7月14日に、7万5000ドル〔約600万円〕の保釈金を払って保釈。滞在していたトロントのアパートで、ある早朝に警察の急襲を受け逮捕。

Alex Hundert と Leah Henderson トロント在住。SOAR の首謀者とされている。7月19日に保釈。2人とも6月26日の早朝、「暴力団」対策部門から派遣された警官隊によってアパートの自室で逮捕。警官隊は、銃を向け、ドアをぶち破って進入した。検察は、かれらの保釈について不服申し立てを行っている。9月13日、裁判所は検察の訴えについて判断を下す予定〔訳注:9月13日、裁判所は検察の申し立てを却下し、2人の保釈を維持〕。

● Mandy Hiscocks ゲルフ出身。SOAR の首謀者とされている。7月27日、14万ドル〔約1200万円〕の保釈金を払って保釈。彼女は、上の2人とともに、6月26日早朝の急襲によって逮捕された。

● Julian Ichim キッチナー出身。教唆罪で起訴。6月28日に保釈。この報告書を発表する数日前、共謀罪でも起訴された。

● Kelly Pflug-Back ゲルフ在住。彼女は、共謀罪で起訴された17人には入ってないが、6月26日の広範囲にわたる破壊行為に参加したとして起訴された。8月12日に8万ドル〔約650万円〕の保釈金を払って保釈。13の罪状で起訴。そのうち8つは、5000ドル以上の器物損害であり、1つは共謀罪。7月21日、逮捕状が出ていることを知り、自主的に出頭。

●オンタリオ州ハミルトン出身のある男性 8月26日に逮捕された。SOAR のひとりとして、はじめの17人に加わる形で、共謀罪で起訴された。翌日釈放。

17人のうち、上にあげた以外の人々の名前は、明らかにされていない。9月27日に、全員が再び出廷する予定である。この時、証拠が明らかにされ、起訴内容の詳細が明らかにされる。

共謀罪が適用されたケースは、反オリンピック運動や、オンタリオ州南部における「極左」活動の監視など、2009年4月に始まった警察のスパイ活動に端を発している。潜入したスパイの顔写真が、ここここに投稿されている。

この捜査のさらなる詳細は、すぐに明らかになるだろう。

いまだ勾留されている人々

何人かの人々がいまだG20関連の容疑で勾留されている。

●先住民独立運動活動家である Ryan Rainville は、5000ドル以上の器物損壊と、警官に対する暴行で起訴されており、保釈申請は拒否されたままである。

● Byron Sonne トロント在住のコンピューター専門家。6月22日、違法行為目的の爆発物所持、武器所持、および器物損壊容疑で逮捕。7月20日、保釈申請が却下。

● Gary McCullough オンタリオ州ウィットビー出身の53歳。6月25日、警備フェンス近くで、車の屋根についた箱に気付いた警察により逮捕。警察の調べで、チェーンソー・クロスボー・携帯用ガスなどの危険物を運んでいることがわかった。警察は、彼の容疑はG20と関連したものではないと発表したが、トロント警察局長のトニ・ブレアは、押収されたチェーンソーとクロスボーを、G20関連で押収した「武器」として公開した。彼の場合は、精神面で問題を抱えていると見られることが、事態をさらにややこしくしている。6月29日、「二次的被害」を防ぐためとして、保釈申請は却下された。医者は、彼が危険であり拘束する必要があるとは言っていないにもかかわらず、検察は、彼の精神病通院歴を根拠に、彼が公共の安全にとって脅威であると主張している。彼はいまだメープルハースト拘置所に勾留されている。

ヒップホップの犯罪化――Testament and Illogik

Testament と Illogik は、トロントG20の出来事を正確に予言した素晴らしいミュージックビデオの2人組である。6月27日に逮捕された。2人とも、重罪に関わる共謀、重罪にかかわる教唆、重罪を意図した変装という罪状で起訴されている。保釈金はそれぞれ2万ドル〔約160万円〕であった。Testament は、G20サミットの1週間前、オンタリオ州ロンドンで、ポスター貼りで逮捕されていたが、その保釈条件違反でも起訴されていた。ただ、ロンドンでの起訴はすぐに取り下げられており、ロンドン警察局長も「G20期間中、彼は保釈下ではなかった」と公式に発言している。

2人の保釈条件は、お互いの接触の禁止、「ブラックブロック」のメンバーとの接触の禁止、バンダナやスカーフなど変装品の所持禁止、そして彼らが面識もない複数のケベック人との接触禁止が含まれている。

標的とされたケベック人

トロント大学の体育館で早朝、70人以上の人々が警察の急襲を受け逮捕された。ほとんどがケベック人であり、CLAC が手配したバスでトロントにやってきた。この体育館は、トロント大学の学生自治会が、CLAC の宿泊場所として用意していたものであった。かれらは、ほとんど若い学生たちということもあって、警察としては格好の標的となり、背中を蹴られ、頭部を殴打され、銃を向けられながら、暴力的に眠りから目を覚まされた。警察によるケベック人嫌悪の中傷や侮辱を伴いながら、暴力沙汰が起こり、手荒に連行され金が盗まれた。このグループのメンバーは、すべて共謀罪で起訴された。警察は、かれらが、6月26日に騒乱を起こしたブラックブラックの「歩兵部隊」であると主張している。

この根拠の薄い推定は、スパイによる調査と、SOAR の会議に潜入した警官によって集められた誤った情報によるものであると考えられている。

それだけでなく、ケベック人は、サミット期間中からその後何日かにかけて、意図的に弾圧の標的とされてきた。「ケベック」とプレートに書かれた車は、制止され捜査され、強圧的な尋問を受けた。6月27日昼、ケベックへ戻るバスは、コンバージェンス・センター近くで制止され、乗車していた人々は調べを受け、一時的に拘束された。そこでは、いちはやくほかの活動家や地元住民の抗議があったが、それはさらなる暴行と逮捕に結果することとなった。その後警察がおこなった包囲作戦の映像は、ここで見ることができる。

8月23日の時点で、起訴された3分の1以上がケベック人であり、全員ではないにしても、ほとんどの被告人が、10月14日に再び裁判所に出廷する。

支援の方法

被弾圧者の裁判を支援する「247 Support Committee」が、TCMN の活動家と Movement Defence Committee の法的支援者によって結成されている。裁判支援基金も設立された。

自宅拘束下にある17人以上の人々や、深刻な判決によって脅やかされている人々を含む、起訴に直面している何百もの人々を支援したいという方は、247.g20@gmail.com までEメールを送るか、Movement Defense Committee か TCMN のウェブサイトを見てみてください。

http://movementdefence.org/
http://G20.torontomobilize.org/

裁判支援への寄付

1)振込の場合

OPIRG York
transit number 00646
institution number 842
account number 3542240

オンラインバンキングか、あなたが使っている銀行で直接振り込んでください。メモ欄に「G20 legal defense」と書いてください。

2)小切手の場合

「Toronto Community Mobilization Network」か「OPIRG York」宛てに、件名に「G20 legal defense」と書いて、次の住所に送ってください。

Toronto Community Mobilization Network
360A Bloor Street W
PO Box 68557
Toronto, ON M5S 1X0
Canada

3)PayPal(クレジットカードによるオンライン送金)

TCMNのウェブサイトhttp://G20.torontomobilize.org/で行うことがきます(右側の「DONATE BY PAYPAL」欄をクリック)。

モントリオールの「Anti-Capitalist Convergence」も、ケベックから抗議運動に参加した人々やオーガナイザーで、共謀罪やそのほかの重罪で起訴されている人々のために支援基金を創設した。支援の申し出や、基金への寄付は、claclegal2010@gmail.com まで連絡してください。

裁判支援のためのZINE

支援者たちは、トロントでの抗議行動を記録する2つのZINEへの寄稿を呼びかけている。ひとつは美本で、ひとつは通常版である。すべての収益は、G20政治犯への裁判支援に寄付される。どのような種類の文章でも歓迎される。写真も同様である。本名は歓迎されるが、必ずしも必要ではない。
問い合わせや申し込みは、zineG20@gmail.com まで。


ほかの情報は、以下のサイトも参照のこと。
toronto.mediacoop.ca
www.clac2010.net/en/legal
www.G20justice.com/prosecute.html このウェブサイトの正確性や政治性を保証することはできないが、掲載されているタイムラインは興味深い。
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G20サミット弾圧に対するトロント・コミュニティ・モバライゼーション・ネットワークとサザン・オンタリオ・アナキスト・レジスタンスの声明
category: 海外の動向 | author: conflictive.info
G20被弾圧者への法的支援のための資金が必要です
−−トロント・コミュニティ・モバライゼーション・ネットワーク
http://www.gipfelsoli.org/Repression/Ontario_2010/8544.html

6月25日から27日まで、世界の最富裕国からやってきたエリートがハンツビルとトロントで会合を開きました。環境と民衆からの搾取を促進し、植民地主義や戦争、強制移住のシステムを維持するためにです。

世界的な注目がトロントに集まり、何万人の人々が1週間に及ぶ歴史的な抗議行動のために集まりました。連日行われたデモでは、先住民の主権、環境の正義、移民の正義、戦争と占領の終結、資源に対する地域社会の管理、クィアと障害者の権利に光を当てました。

同時に、G20の歴史の中でも先例がなかったのは、12億ドルを超える警備予算です。目も眩むほど勢ぞろいした武器と、2万人にも及ぶ警官、そして選ばれたごく少数をもてなすために、トロントを要塞および恐怖の警察国家へと変えた警備フェンス。

抗議行動に参加した人々や、傍で見ていた人々が、1000人近くも拘束されました。このような大量逮捕はカナダ史上最大のものです。かれらは、急ごしらえの収容所の耐えられない環境に長時間入れられ、多くの場合、適切な法的支援を受けられませんでした。ほとんどの人々は、公共の場において、警察に一斉に追い込まれ逮捕されたのです。そこでは、広範囲にわたる人種的偏見や、ジャーナリストに対する嫌がらせも記録されています。

いまだ拘留されている人々がおり、20人が深刻な罪状にかけられています。これらの被告人は、長い期間にわたってコミュニティ運動に関わって来た活動家で、すべての抑圧と搾取と闘う物怖じしない発言と挑戦的な態度ゆえに標的とされました。

警察とメディアが分断を試みようとも、トロント・コミュニティ・モバライゼーション・ネットワークは、「良い抗議者」と「悪い抗議者」といった区別をするようなことはしません。すべての被弾圧者に私たちは連帯します。

いまこそ私たちは、私たちのコミュニティのなかで、連帯を培っていくことを継続しなければいけません。重要なのは、いまだ拘留されている勇敢な仲間たちをサポートすることです。私たちは、警察の抑圧を拒否し、あなたの助力とともに、そもそも私たちが集まることになり、そしてG20サミットで通った経済緊縮政策の下でより悪化した状況のなかで、コミュニティ運動を継続していくことでしょう。

これらの努力をサポートするカンパを必要としています。拘束されている人々の法的支援に必要な資金と、裁判上必要となるほかの経費、および私たちが活動を続けられるための援助をお願いします。

小切手か、PayPalでお願いします。小切手の場合、宛て名は Toronto Community Mobilization Network で、以下に郵送してください。

360A Bloor Street West, PO Box 68557
Toronto, ON M5S 1X0
Canada

みなさんのご支援に感謝します。企業やエリートの利益よりも、民衆と環境を大切にする公正な世界をつくりだしていきましょう。

連帯をこめて

トロント・コミュニティ・モバライゼーション・ネットワーク

---------------------------------------------------------

[G20期間中の直接行動を呼びかけたサザン・オンタリオ・アナキスト・レジスタンスの声明]

サザン・オンタリオ・アナキスト・レジスタンスの声明
−−私たちの仲間を守るために
http://toronto.mediacoop.ca/blog/dan-kellar/4021

2010年7月1日

先週、トロント史上、もっとも強力な抗議行動が起こった。環境問題、クィアの解放、障害者の権利、先住民の主権、経済と移民の正義、コミュニティの力などなどである。これらの行動に対する国家の反応は、それ自体の論理としては必然的なものであった。民衆が、自らの生活に対する力を強めた時、周辺化された国家は、卑劣な暴力によって逆襲してきたのだ。暴力によって成立し、暴力によって継続する制度にとって、できる反応とは暴力的なものでしかない。戒厳令が私たちの街に敷かれた。警察は、だれであれ、かれらが選んだすべての人間を逮捕した。機動隊は、平和主義者に殴りかかり、デモ参加者に突撃し、1100人もの人々を拘束した。私たちの友人たちが、檻のなかに閉じ込められ、食事や水やトイレットペーパーも与えられず、屈辱を味わった。看守たちは、罵り嘲った。ただ自分たちの仕事をしているだけだと、かれらは言う。いつの時代にもいるアイヒマンとして。

長い期間にわたってコミュニティ運動に関わって来た20人の活動家が、抗議行動の「首謀者たち」として標的にされ、生け贄にされようとしている。このことだけで、かれらが私たちについて何も理解していないことがわかる。私たちに首謀者などいない。この20人は、わたしたちの先生であり、友人であり、良き相談相手であった。かれらが私たちの生活にとってかけがえのないものであっても、かれらはSOARではない。私たちも同様である。このアナキストネットワークは、ほかの同様のものと同じように、個人ではなく、思想によって構成されているのだ。私たちをつなぐその思想とは、資本主義と植民地主義の不正義という考え、そして自己決定と自由、相互扶助に基づく新しい世界は可能だという信念である。10億ドルもの金を監獄やファシスト警察の暴力のために使おうと、私たちの運動は鎮圧されることはない。私たちを消去することはできない。私たちの理想を破壊することなどできない。私たち革命家は、根本的に壊れた社会における避けられない副産物であるからだ。資本主義の腐敗した肥料のもとで、闘いが花開くのは必然である。

かれらは、全力で私たちを破壊しようとしている。しかし私たちは破壊されることはない。監獄の仲間はたくましく、私たちが意気消沈することはない。最後のひとりが自由でいるかぎり、抵抗のために、私たちの声や歌は鳴り響き、拳は高々と挙げられるだろう。

国家によって標的にされたアナキストは、私たちが初めてではない。ヘイマーケット事件、サッコとバンゼッティ。反権威主義者への攻撃は続いており、とりわけ先住民の仲間たちは、植民地主義の怪物に連日直面している。同時に私たちは、国家が私たちに恐怖していることを知っている。だから攻撃してくるわけだ。私たちが、コミュニティで自由を築いているからこそ、私たちは刑務所に入れられるのである。私たちが真実を言っているからこそ、かれらは私たちを貶めなければいけないのだ。政治家や神学的なアカデミシャンのレトリックに関わらず、抗議運動に対する警察の獰猛な応答は、あることを明確にしている。私たちが、勝利しているということを。日々私たちの運動は成長している。かつ人々は、日々自分たちが犯罪者とされつつあることに気づいている。そしてかれらの声は私たちの声と合流する。もうたくさんだ!と。

私たちの仲間たちは、明確な政治的な意図によって標的とされ、でっちあげの罪を着せられている。国家権力に統合された司法システムは、根本的に正当性がない。私たちは、仲間の闘いを孤立させることなく、かれらがすべて自由になるまで闘い続ける。すべてのアナキストと反権威主義者に支援を呼び掛ける。

私たちは最後まで友人たち仲間たちを支援し、連帯が恐怖よりも強固であることを、世界に対して見せつけるだろう。

いますぐかれらを解放せよ! すべての人が自由になるまで、だれも自由になれない!

すべての力を民衆へ!

ファック・ザ・ポリス!

サザン・オンタリオ・アナキスト・レジスタンス
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[映像] レジスト2010 2010年冬季オリンピックに反対する8つの理由(英語)
category: 海外の動向 | author: conflictive.info
[映像]

Resist 2010: 8 Reasons to Oppose the 2010 Winter Olympics
レジスト2010 2010年冬季オリンピックに反対する8つの理由

#1 Colonialism & Fascism 植民地主義とファシズム
#2 No Olympics on Stolen Land 奪われた土地でオリンピックはいらない
#3 Ecological Destruction 環境破壊
#4 Homelessness and Poverty ホームレスと貧困
#5 Impact on Woman 女性への影響
#6 2010 Police State 2010年警察国家
#7 Public Debt 公的債務
#8 Corporate Invasion 企業の侵入

Resist 2010: Eight Reasons to Oppose the 2010 Winter Olympics. (LOW RES) from BurningFist Media on Vimeo.


関連ウェブサイト
No Vancouver 2010 Winter Olympics On Stolen Native Land http://no2010.com/
2010年2月のバンクーバー冬季オリンピックに対する抗議行動などの情報が集約されています。

http://no2010.com/node/249
パンフレット類は、このページでPDFで手に入ります。


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G8 University Summit...BLOCK IT!!!!!
category: 海外の動向 | author: conflictive.info
g8 Torino 19 maggio 2009


Torino: gravi scontri studenti-polizia per il G8 Atenei


Torino cariche della polizia G8 University summit


BlockG8 18maggio


BlockG8#001


no g8 student summit a palermo


blockG8 170509


vertenza con trenitalia. TUTT A TORINO 19 MAGGIO NO G8


G8 University Summit...BLOCK IT!!!!!
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Call out video for the G20 summit counter-mobilisation 28th March - 2nd April
category: 海外の動向 | author: conflictive.info
[リンク]
http://www.youtube.com/watch?v=hl-IfrMh6cI

Call out video for the G20 summit counter-mobilisation
28th March - 2nd April



Manchester G20 - http://manchesterg20.wordpress.com/
G20-Meltdown - http://www.g-20meltdown.org/
climate camp - http://www.climatecamp.org.uk/home

G20 London Protests + Events List + Locations Map
http://www.indymedia.org.uk/en/2009/03/424939.html

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