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[転載] 呼びかけ:イルムから―当たり前に本名が名乗れる社会を求めて
category: 転載 | author: conflictive.info
[転載] http://d.hatena.ne.jp/irum/
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呼びかけ:イルムから―当たり前に本名が名乗れる社会を求めて

■はじめに

わたしは1960年に神戸で生まれた在日コリアン二世です。両親は済州島出身の一世です。私はいま、「中崎町ドキュメンタリースペース」というドキュメンタリーの制作グループを創り、大阪の釜ヶ崎を拠点に活動をしています。釜ヶ崎は、1960年代、炭鉱離職者や沖縄出身の人々などの日雇い労働者の街「寄せ場」として、1970年代からは高度経済成長を背景として多くの沖縄や未解放部落、在日韓国・朝鮮人などの人々が土木・建築、港湾などの底辺の労働に、従事してきました。現在では、産業構造や雇用形態の激変、労働者の高齢化により、「寄せ場」そのものの姿も変貌しつつあります。そのような中で、私は4年前の、2006年末、越冬闘争の撮影に参加する機会がありました。そして、2007年3月には、その釜ヶ崎において2088人の労働者の住民票が消除され、選挙権までもが奪われるという事件が起こりました。その様子をカメラに収め、ドキュメンタリーを制作する過中で、様々な人々と出会いました。

■阪急梅田百貨店で起こった事

私が日雇いとして働いていた、大阪梅田の阪急百貨店の解体現場での事でした。そこでは、多くのフィリピンからの「研修生」という名目の移住労働者が、最低賃金の3分の1以下、月6〜8万円の「手当て」で働いていました。私は特別永住権を持つ日本で生まれた在日朝鮮人二世であり「本名」で働いていました。ところが、雇い主によって、ヘルメットの前面に貼られた「本名」のシールを剥がされ、そして、裏側に貼ってあった「本名」のシールの上には「通名」のシールを貼られました。「本名」のままだと、「不法就労」防止のための「外国人就労届」を出さなければならないと雇い主が考えたのがその理由のようです。しかし、在日朝鮮人の場合、本名を使おうが、通名を使おうが、法的に「外国人就労届」を出す義務などなく、不法就労という事自体がありえません。他の現場では、「本名」で働いていても何も言われず、問題がなかったのに、何故突然、そこの現場でだけ、そんなことを言われたのかさっぱりわかりませんでした。(さらに、そこの現場では、入退場の時に、全員に指紋の押捺を義務付けるということもしていました。何故そんなことが必要なのでしょう?)多くの在日朝鮮人にとって、それは日常的に遭遇する不条理のひとつです。私は、いま現在も継続する「創氏改名」を問う裁判を起こしました。2010年5月24日、私は、日本政府と大林組とその下請けの三者を提訴しました。
 
■本名を名乗ることは人格権

自分が何者であるかを明らかにすることは「人格権」であり、自分の本当の名前が何かということは、自分がそれを決定する権利なのです。しかし、幼い在日たちは、それに気づくことができないほど主体を奪われています。「ある日、不意にわたしたちが自分は何者であるのか、を知らされるのは、わたしたちがはじめて他者に出会う小さな子どもの頃である。」「わたしたちは、この世に在るものとして生きていくために、仮りの名を自分のものにして、自分でない仮りの者に自分を似せていくのだ。この世が日本人のものであるならば、わたしたちは、より日本人らしい、日本人に自分を真似ていく。」(「李珍宇ともうひとりのRたち」より 朴壽南)

■私が本名を名乗るまで

多くの在日コリアン二世がそうであるように、私もかつて、日本の学校に「通名」で通っていました。授業参観などでオモニ(母)が学校にやってくるのが厭でした。なぜなら、一世で無学で字も書けないオモニが来るとクラスのみんなに朝鮮人であることがばれるからです。14歳の時、外国人登録のため、クラスの皆に知られずに授業を休み、区役所に行き指紋を押す、その時、私はそれまでにも感じていただろう「チョウセン」という不遇性にもろに遭遇するのです。しかし、私はクラスで「本名宣言」をする勇気もなく、「指紋押捺拒否」も出来ませんでした。大学に入学し同胞学生のサークルに、勧誘されてようやく、「本名」を名乗ったのです。

■創氏改名の歴史とは

1940年、「創氏改名」が行われました。「半島人ヲシテ忠良ナル皇国臣民タラシメル」(朝鮮総督南次郎)ため、朝鮮に固有な男系の血統による「姓」を天皇制下の日本式の家の呼称である「氏」に変えました。それは同時に朝鮮の家族制度を日本化する「皇国臣民化政策」のひとつであり、その一環として、朝鮮人から固有の姓を奪い日本式の名前に変えさせたのです。

しかし、「創氏改名」は朝鮮が初めてのことではありません。1874年(明治6
年)明治政府はアイヌ民族に「氏」を強制しました。民族的な風俗を禁じ、固有の宗教、土地を奪い、狩猟活動も禁止し、「皇国臣民化」教育という同化教育を行いながらアイヌ民族を「旧土人」として差別しました。また、琉球人(ウチナンチュ)の名前は、薩摩藩と明治維新での廃藩置県という二度の琉球征伐の中で、沖縄の命名習俗を一掃し、琉球人を日本の戸籍へと強制的に編入していきました。金城という姓は「かなぐすく」から「きんじょう」へ、そして「かなしろ」あるいは「かねしろ」へと変わっていきます。かつての大日本帝国が、様々な非「日本人」と帝国臣民である「日本人」を生み出し、そして、それらの人々を同化し、あるいは差別、排除、抹殺、序列化し、アジアを侵略していったことを忘れてはなりません。

■人類館事件について
 
それを象徴的にあらわす事件として、1903年、「人類館事件」が起こりました。日清戦争の戦勝気分に沸くさなか開催された、第5回内国博覧会の「学術人類館」において、世界の「人類地図」男女一対の50組の図版とともに朝鮮人、アイヌ民族、台湾の先住民、沖縄人などの人々が民族衣装姿で「展示」されました。『「見る」側は好奇な差別的眼差しと優越感で「見られる」側に恐怖感と劣等感を植えつけてゆく。そして、「見られる」側はそれから逃げようとして、差別者への同化、迎合せざるを得なくなってくる。』(「内なる人類館」解体のために 金城薫)「天皇制」「戸籍制度」を背景にして、被植民地の人々を「創氏改名」などにより、名前を利用することによって、巧妙に日本に同化させていきます。各人、あるいは各集団固有の文化を劣ったものとして、捨てるべく誘導していったのです。

■戦後も残る「創氏改名」

「創氏改名」は過去の話ではありません。戦後も「創氏改名」は根強く残りました。日本政府は外国人登録の氏名欄に本名以外に「通名」を併記することを認め、公的書類にも「通名」使用を承認し、誘導しました。現在も在日朝鮮人の多くは根強い民族差別のために「通名」を使用せざるをえない状況にあります。大阪府外教調査(1994年)では、日本の公立高校に通う在日子弟の本名使用率はわずか12%です。ある在日三世の高校生K君が飲食チェーン店に本名で面接に行ったら、唐突にパスポートを見せてくれと言われたといいます。K君はオモニに、こう言いました。「オモニたちが何年(本名の)運動やっても日本は変われへんやん。僕は韓国に行くわ。韓国に行って、韓国でも僕は差別されるけど、生まれた子どもは差別されへんやろ。」その言葉は私の胸を刺します。また、ベトナム難民二世の子供たちも「本名」と「通名」で悩んでいると聞いて驚きました。北朝鮮に対する悪質な報道や朝鮮学校の無償化問題にも象徴されるように、日本の社会に体系的な排除、包摂の論理が、肉体化されているのです。

■Kとの出会い、そして提訴へ

今回、訴訟にはもう一人日本人のKいう原告がいます。Kはお父さんが中学校の校長先生であり、K自身も進学校の高校に通っていたのですが、閉鎖的でマンネリな学校や家庭に反発し中退して、あちこちを放浪し釜ヶ崎にやってきたのです。Kは37歳で型枠大工として釜ヶ崎で働き、ドヤに住んでいました。2007年3 月、釜ヶ崎解放会館に登録していた2088人の住民票が一斉に削除されて、選挙権が奪われたとき、Kはその釜ヶ崎解放会館に「住民票」を置いていました。Kは当該として本人訴訟で一定の勝利判決を得ました。Kは、私の「創氏改名」されたヘルメットを見て、滑稽だと笑いながらも、一晩で共同原告としての訴状を書きあげました。そして、参議院選挙(7/11)を控え、「本名裁判」の第一回口頭弁論直前(7/8)に、なんと別件で逮捕(6/29)されたのです。Kは今も、大阪拘置所に不当にも長期拘留されていますが、私に裁判資料を送り続けているのです。

■イルムから―

現在、日本に在住する外国人は221万人を超え、日本の人口の1.74%を占め、また、そのルーツの多様化も進んでいます。グローバル化や少子高齢化の流れの中で、多くの「研修生」「実習生」など、さまざまな在留資格に細分化された外国人が、この日本に暮らしています。また、祖国から政治的に迫害され避難して来た「難民」も多くいるのです。一方でかつてのオールドカマーを代表する「在日韓国・朝鮮人」の人口は日本国籍の取得や、日本人との婚姻した子供たちが日本籍を選択するなどにより減少を続け、現在58万9千人となっています。国籍別で増加しているのは中国人が65万5千人、ブラジル人が 32万2千人、フィリピン人が21万人となっており、無国籍の人たちも1,525人います。(2009年7月入国管理局発表)そして、日本で生まれてくる子供たちの30人にひとりのどちらかの親が外国籍なのです。

先日、群馬県の小学校六年生の上村明子さんがクラスでのいじめが原因で自殺するという傷ましい事件がありました。詳細はわかりませんが、いじめられた原因が、お母さんがフィリピン人であることと伝えられました。上村明子さんが自らの出自を隠さず、民族名やあるいは、日本名と民族名を併記したダブルネームを名乗り、当たり前のように、受け入れられ、名前を呼ばれる環境が学校や地域や家庭にあったならばと思います。在日朝鮮人だけではなく、他の外国人が自らの出自を隠し、そのアイデンティティが自他ともに見えなくなる状況が発生しています。民族的アイデンティティの危機を克服することなしに国際化や多文化共生がなされることはありえないでしょう。多くの在日朝鮮人や在日外国人の子供たちが自然に本名を名乗ることができるように、この裁判がひとつの問題提起になればと思います。「イルムから―」いっしょに考えていきたいと思います。

(NDS=中崎町ドキュメンタリースペース)金稔万(きむ・いんまん)

「イルムから―当たり前に本名が名乗れる社会を求めて」は、この裁判への、多くの人々のご支援をお願いしたいと思います「イルムから―」に対する個人・団体での賛同をお願いします。そして、ぜひ、メッセージをお寄せください!

■賛同フォーマット
■<名前(あれば肩書きなども)>
■<ブログへの名前の公表>可能・不可能
■<メッセージ(応援・意見・あなたの体験など、なんでも結構です!)>

■賛同メールの送り先:nds-2010osakaあっとhotmail.co.jp
(あっとを@に置き換えて送信してください)
連絡先:釜ヶ崎医療連絡会議 大阪市西成区太子2−1−2
電話:06-6647-8278
ブログ「イルムから―当たり前に本名が名乗れる社会を求めて」
http://d.hatena.ne.jp/irum/
カンパ振込先郵便振替口座 00940−5−79726
(加入者名:釜ヶ崎医療連絡会議)
*通信欄に「イルム」と明記してください。
今後の弁護士費用など、何かと経費が必要になりますので皆さんのご支援のほどどうぞよろしくお願いします。
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[転載] 韓国G20グラフィティ弾圧−−抗議署名の呼びかけ
category: 転載 | author: conflictive.info
[転載]



*****転送・転載歓迎*****

ご存知のように、来る11月11日、韓国でG20サミットが開かれます。
韓国の「スユ+ノモR」(http://commune-r.net/xe/)で一緒に勉強したり活動したりしてきた友人が、G20への抗議行動としてG20サミットの宣伝ポスターに「ネズミ」を描き入れたことを理由に警察に連行されました。

問題の「落書き」画像はここをご覧ください。
http://www.kwnews.co.kr/view.asp?aid=210110300167&s=801
なぜネズミか? それは、G20のイニシャルGの韓国語読みは「ジィ」で「ネズミ」を意味するからです。

この落書きだけで警察は彼を連行し、拘束令状を発布しようとしました。
当初は軽犯罪程度で釈放されると思いましたが、48時間以上も拘置所に拘束されました。幸いにも裁判所から令状棄却の判決が出て、現在は釈放されていますが、その後も警察に呼び出され、行くたびに6時間以上の尋問を受けている状態です。また、起訴手続きが進められており、すぐにでも裁判が始まると思います。

この動きは、一個人に対する暴力ではなく、韓国の治安社会化を示しています。
G20サミットを理由にしての運動つぶしの意図があるのは明確です。

国際会議を名目に民衆の表現の自由、生活の場を狭め、落書きという軽犯罪にたいして過剰な対応をとるこの状況に対して抗議の世論を形成するために、連帯メッセージを募集します。

* 送付先:suyunomo@daum.net
* 集める期間:
1) 第一次集約 :11月10日(火)※サミット開催前に、いったん集約します。

2)第二次集約:期限未定 
※裁判が長くなることが予想されるので、10日以後も引き続き集めたいと思います。

* メッセージ:短くても結構です。使用言語は日本語で構いません。
(その他、英語、韓国語でも大丈夫です)

* お名前は実名、匿名(ニックネーム)を問いません。また、差し支えなければ、地域、団体名など所属先もご記入ください。

寄せたいただいたメッセージは、今回の問題に抗議する世論を喚起するために使わせていただきます。とりあえずはウェブマガジンで紹介させていただく予定です。今後、具体的にどのように対応していくかは、状況を見ながら考えていきます。


_____メッセージフォーム______

メッセージ:
お名前:
(お名前の公表可否:可/否)
居住地域:
団体名・職業など:
連絡先メールアドレス:
____________________

以下、韓国にいる友人から届いたメールと、関連記事の翻訳です。

よろしくお願いいたします。

以上の文責:申知瑛(しん・じよん:東京在住・東京外大外国人研究者)、金友子(きむうぢゃ:京都在住・非常勤講師)


***ここから***

友人の皆様。

韓国の「スユ+ノモR」の高秉權(こ・びょんぐぉん)です。

突然のことで申し訳ありませんが、皆様の支援を要請したく、こうしてメッセージを送っています。

ご存知だとおもいますが、来る11月11日から韓国でG20サミットが開かれます。
そして、韓国では今、ありとあらゆる笑うに笑えないような事が起こっています。
ほとんど全てのメディアが連日G20特集放送を組み、公務員は道の掃除に動員され、幼い子供たちが突如として経済の勉強をさせられるという事態も発生しています。
道路では外国の首脳に見栄えが良いようにと、警察が「基礎秩序」の取り締まりをしています。ホームレスや露天商は街角から追い出され、テロリストが紛れ込んでいるかもしれないとして移住労働者に対する取締りと追放が極めて暴力的に行われています。

まるで過去の韓国の権威主義的な政府が戻ってきたかのような感じです。
それこそ全国民が総力戦に動員されているかの如くです。

今回の行事を前に、一ヶ月間だけ発効する特別法が制定され、治安維持のために軍までもが投入されています。

現在、こうして市民の基本的自由は無残なほど制限されている状況です。

このような状況のなか、スユ+ノモにいる私たちの仲間が G20 サミットの広報ポスターにグラフィティを描いて、状況を風刺するという行動に出ました。

彼は朝鮮時代の支配階級である両班(ヤンバン)を出迎えるのに使われたような提灯が描かれたポスターに「ネズミ」を描き入れたのです。

G20のイニシャル Gの韓国語読みは「ジィ」で、ネズミを意味するからです。
もちろん、そこには韓国の現大統領をからかう時に、これまでのネズミのイメージが使われてきたという文脈もあります。

いずれにしても警察は彼を連行し、拘束令状を発布しようとしたのです。
国家の重要行事を妨害しようとする緻密で組織的な陰謀があるに違いないとの判断によるものだとのことです。

G20 サミットに全国民を動員している政府に抗議するために広告ポスターに落書きをしたのですが、現在の警察と検察の動きを見ると、彼は非常に危険な状況に置かれています。

幸い、この事件が大々的に報じられたことで、多くの人が抗議をしています。
しかし現在、公安当局は彼を拘束するための作業を進めています。
皆さん、ぜひ抗議と連帯のメッセージを送ってください。

彼の名前は朴(パク)さんといって、研究空間スユ+ノモで研究や講義をしています。
彼はまた大学で文化論を教えており、精神分析に関する多くの論文を著しています。スラヴォイ・ジジェクの著書の多くを韓国語に翻訳したのも彼です。

皆さんからのご支援および連帯の声をお願いします。
連帯および支持をしていただける方は suyunomo@daum.netにメッセージをお送りください。
メッセージは短くても結構です。
まず、11月10日までに頂いたメッセージの内容は翻訳して、韓国の社会に公表しようと思います。
裁判は長くなることが予想されるため、それ以降に届いたメッセージも私たちは状況に合わせて公開させていただくことになると思います。お名前は実名、匿名を問いません。また、差し支えなければ、地域、団体名など所属先を記入していただけるとありがたいです。

よろしくお願いいたします。


以下、関連記事の翻訳

『京郷新聞』 2010年11月3日

主要20カ国( G 20)サミットの広報ポスターに落書きをした40代男性に対する拘束令状請求棄却

主要20カ国( G 20)サミットの広報ポスターに落書きをした40代男性に対して、警察は拘束令状の請求をしたが、棄却された。検察および警察は令状の請求理由について「G20を妨害しようという陰謀」であるとしていたが、G 20を前にした無理な法執行だと批判の声が上がっている。

ソウル南大門警察署は、ソウル市内のあちこちに貼られた政府のG20広報ポスターに落書きをした大学講師の朴某氏(40歳・男性)に対して、財物損壊の嫌疑で二日、拘束令状を請求し、朴氏と共に落書きをした大学生朴某氏(23歳・女性)は 非拘束のまま立件した。
警察によると、彼らは去る31日午前1時30分ごろ、ソウル中区のロッテデパート周辺の売店に貼られていたG20広報ポスター7枚に黒いスプレーを使ってネズミの絵を描き毀損した嫌疑を受けている。周辺を通りがかった一人の市民の通報で出動した警察官たちによって現場で逮捕された。

警察の尋問に対して彼らは「ただ G20のGがジィ(韓国語でネズミ)だからネズミを描いただけ」とし「政府が G20に埋没している状況をユーモラスに表現しようとしただけなのに、このくらいのユーモアも許されないのか」と語っている。通常、器物損壊罪の嫌疑で拘束捜査を受けることはほとんど無く、ほとんどの場合は罰金刑として処理される。

今回の警察の捜査は、ソウル中央地検公安2部が拘束捜査を直接指揮したことが判明している。また、検察関係者は「事案自体は単純だが、政府の行事を妨害しようという意図と陰謀がある」との見解を示している。しかし、ソウル中央地方法院(ソウル地方裁判所)のキム・サンファン令状専門担当判事は「証拠隠滅および逃走のおそれが無い」として令状を棄却した。

他方、市民団体<人権連帯>のオ・チャンイク事務局長は「過料を払わせれば済む程度の軽犯罪に対して捜査当局が前面に出てきて、身柄拘束までしようというのは明白な公権力の濫用」だとして批判した。

***ここまで***

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[リンク] ガバン・マコーマック「現代日本における思考形態−−佐藤優現象」 
category: リンク | author: conflictive.info
[リンク]

ガバン・マコーマック氏の<佐藤優現象>論
http://watashinim.exblog.jp/12183046/

Gavan McCormack, “Ideas, Identity and Ideology in Contemporary Japan: The Sato Masaru Phenomenon”
(ガバン・マコーマック「現代日本における思考形態−−佐藤優現象」)
http://japanfocus.org/-Gavan-McCormack/3435
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管理人メモ(嶋田頼一)――

金光翔氏の言う<佐藤優現象>については、昨年「<佐藤優現象>に対抗する共同声明」に賛同させてもらった際にも書きましたが、一部の人に、もはや故意に誤認しているとしか思えない人がいるのであらためて書くと(おそらくその理由は、それを認めてしまうと、自分たちが、自分たちでそう思いたいほど、大して「ラディカル」でも「良心的」でもないことが露呈してしまうからだと思いますが)、<佐藤優現象>は佐藤優個人の問題ではなく、または、ガバン・マコーマック氏が例として取り上げている、和田春樹氏や山口二郎氏や姜尚中氏といった人々だけの問題ではありません。

とくに「新自由主義<批判>」を媒介に大同団結して、曖昧な「経済ナショナリズム(保護主義)」を落としどころにして、差別の扇動や、排外主義を容認しているような(人文)左翼にはなんの未来もないと思いますし、実際すでに自己崩壊しているのではないかと思います。もちろん自分自身のことも含めてですが、自らの野合と沈黙の歴史(「<佐藤優現象>」)を批判的に捉え直し、日本における新自由主義<批判>の特質である蒙昧な対米従属史観(被害者史観)のまどろみから抜け出て、早く反植民地主義・反資本主義の闘いのための「別の道」へ踏み出していく必要があると思います。当然そこには、たとえアナキストであろうとも、日本人(国民)としての、日本の歴史的責任の追及・履行がいちばん初めにあるはずです。

(一部追記した。2010/11/08)
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[転載] 滋賀県警がAPECがらみで「障害者」へ差別弾圧
category: 転載 | author: conflictive.info
[転載]

滋賀県警がAPECがらみで「障害者」へ差別弾圧
http://www.labornetjp.org/news/2010/1289003363942staff01
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

緊急に訴えます。
 去る11月1日朝、滋賀県警は京都・滋賀の3名の「障害者」の居宅を`詐欺の疑い'で家宅捜索し、うち2人(京都市の高橋正次さんと大津市のWさん)をその`容疑'で逮捕しました。更にもう一人のFさん(女性)も`任意同行'と称して草津警察署まで連行し供述調書作成を差別的、暴力的に強要しました。

`詐欺容疑'というのは、高橋さん名義の携帯電話が他の二人によって使用されていたというものです。携帯電話を知人同士で借りたり、必要に応じて共用したりするのはよくあることだし、それを`詐欺'などと呼ぶなどは有り得ない話です。警察が言う「名義貸し」が問題になるのは振り込め詐欺や暴力団関係などの犯罪事件に悪用される場合です。
しかし、こんかい滋賀県警による不当な弾圧攻撃を受けた3人は全員がそれぞれのあり方の「障害者」です。高橋さんは「障害者」として障害者自立支援法撤廃や反戦・反差別のいろんな行動にも参加して他の「障害者」のサポート役を積極的に引き受けています。Wさんも「病者」として闘病・療養生活を送りながらFさんの日々のサポートをけんめいに努めています。Fさんは脳性マヒのある「重複障害者」で高橋さんとは以前に施設にいた時代からの僚友です。
 Fさんはマヒによって緊張するほど発語に詰まる(それで伝えたいことを書いて読んでもらうことも多い)し、携帯電話の細かいボタン操作は困難です。そういう事情もあってFさんは未だ自分では携帯電話を持っていません。Fさんの電話での通話は普段はWさんが取り次いでFさんの傍らで用件を伝えるのが普通です。そんな中で、高橋さんが自分の名義で用意した携帯電話をとりあえずWさんに託していたとしても、それは何よりも日常生活の必要のためです。
それを警察は`詐欺'になる(?)とこじつけたのですが実は警察にとってはそんな`容疑'など何でもよかったのです。それは同じ1日、同じ高橋さんの`詐欺容疑'でもう一ヵ所、大阪にある反戦活動の事務所にも滋賀県警が家宅捜索を強行し、そこで押収していった十数点は「詐欺」や携帯電話とおよそ何の関係もない反戦運動の機関紙・誌のみだったことに明らかです。今週末には京都でもAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の会合が行われます。警察は、それに対する抗議行動を押さえ込もうと必死のあまり、デタラメな`容疑'をでっち上げて捜索と逮捕を強行したのです。
余りにも差別的ないいがかりの弾圧であり、ぜったいに許せません。
「障害者」への差別弾圧を許さない!
無実の「障害者」をすぐに釈放せよ!
戦争と差別・貧困をもたらすAPECに抗議しよう!
・高橋さんは草津警察署に、Wさんは大津警察署に、分散留置されています。抗議、激励を集中してください。
Tel:草津警察署:077-563-0110
大津警察署:077-522-1234
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