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[まじで?]木下ちがや
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ボーヤ•テツ
‏@jamasyman 撃→@Johnpot_B @sangituyama
公安と通じてるといえば木下も。ジグザグ会が現場にはじめて登場したとき、それを見た木下は面識のある公安刑事に「あれ、パクっていいよ」と示唆。これが売り渡しじゃなくて何なの?

https://twitter.com/jamasyman/status/658260170443587584

まじで? 続報待ちます。ともあれ『VOL』界隈を離れて(クビになって)よかった。嶋田頼一
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[リンク記事] 民営化と爆撃――同じコインの両面
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[リンク記事]

(参考)
ジェラルド・A・ペレイラ
「リビアを正しく理解する――革命的汎アフリカ主義パースペクティブ」2011年3月2日

「十字軍の連合がカダフィを追放しリビア革命を後退させるためにアルカイダと共闘」 2011年3月23日


「不条理劇――米‐NATOが「リビアのアルカイダ」を支援」
2011年5月14日

「アフリカの決定的瞬間――北大西洋のテロリストはリビアで敗北する」 2011年7月14日


「大きな困難にもかかわらず、アルファタ革命は白人・アラブ至上主義者に抵抗する――帝国主義はアフリカで埋葬される」
2011年9月5日


「アフリカのライオンが戦死」
2011年10月21日


「リビアで悪魔が解き放たれた――NATOのイスラム主義者が民族と思想の浄化を継続している」
2011年11月30日

ダン・グレーズブルック
「NATOによるリビア戦争はアフリカの発展に対する攻撃である」2011年9月6日

「この戦争は ISIS を標的したものではない、アサドを狙ったものである」2014年10月3日

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この記事はダン・グレーズブルックの著書 “Divide and Ruin: The West's Imperial Strategy in an Age of Crisis”(『分断して破壊せよ――危機の時代における西側帝国主義の戦略』、2013年10月刊)に収録されているものである(pp.15-20)。なお、前回のものも含めて今後翻訳する予定のダン・グレーズブルックの文章はすべてこの本にまとめられている。嶋田頼一

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民営化と爆撃――同じコインの両面
Privatisation and bombing: two sides of the same coin
ダン・グレーズブルック

これは2011年11月10日、バースにおけるオキュパイ運動のデモの際に配られたものである。

問題は金の不足ではない

サンデー・タイムスがつくった「富豪リスト」によれば、イギリスの富裕者上位1000人は2010年5月から2011年4月までの間に600億ポンド〔約10兆円〕もの資産を増やした。これは経済成長のおかげではない。私たちがよく知っているように、経済は停滞したままである。よって、その金は社会の他の部分から直接やってきたものである。つまり、労働者階級と中産階級から最富裕層への富の再分配である(その間イギリス人の75パーセントが実質所得の減少を経験していた)。世界第3位の金持ちであるウォーレン・バフェットはきっぱりと言っている。「これは階級戦争である。しかし、戦争を仕掛けているのは私の階級、つまり富裕階級であり、しかも勝利しているのである」。

3年前、銀行は数百億ポンドもの公的資金で救済された。いま私たちは、この救済のもとになった巨額の借金を返済するために、苦労して勝ち取った公共サービスを手放すよういわれている。キャメロンは「フロントライン・サービス(市民に直接かかわる教育や医療などの公共サービス)は影響を受けない」と語ったが、これは単なる嘘だったのであり、そのことはますます明白になっている。ブリストル市議会はすでに12カ所の居住型高齢者介護施設の閉鎖や、在宅型高齢者介護サービスの完全な廃止を発表している。キャメロンは、国民健康保険は予算削減の影響を受けないといったが、いまや200億ポンドの「効率性節約(efficiency saving)」を行うよういわれているのだ。

赤字削減には公共予算の削減以外の選択肢はないとはいつも言われることである。しかしこれはまったくのナンセンスである。イギリスにおいて私的に所有されている資産は、9兆ポンドであり、その半分が人口の10パーセントに集中している。その金持ち10パーセントに20パーセントの税金を一度かければそれで8000億ポンドの国家の借金すべてが返済できるのである。世論調査会社 YouGov を使ったグラスゴーのメディアグループによる調査では、イギリス人口の74パーセントがこの案を支持している。しかし、この選択肢はマスコミでは一切報道されない。そのかわり聞かされるのは、公共予算の削減こそ唯一の解決策だということである。それが何百万の人々に悲劇と失業をもたらすだけでなく、国家の借金の返済が始まるわけでもなく、そして経済をより深刻な不況に陥らせるにもかかわらずである。

それではなぜエスタブリッシュメント(三つの主要政党およびメディア全体)はこの道を懸命に進み、銀行権力に挑戦するために何かをしようという呼びかけを無視するのであろうか。簡単にいえば、直接的にせよ間接的にせよそれらはすべて銀行に所有されているからであり(メディアの場合)、または支援を受けているからである(政治家の場合)。彼らは選挙資金や広告収入を銀行に頼っている。彼らは食事を与えてくれる飼い主には噛みつかない。しかし、銀行が私たちを養ってくれるわけではなく、むしろ私たちから盗んでいく。私たちこそ絶対に彼らに噛みつくべきなのである。

問題は金があり過ぎることである

それではなぜ銀行は政府にすべての公共サービスをなくすよう要求するのであろうか。銀行にとっての大問題とは、彼らが使い道を知っているよりも多くの資金をもっていることなのである。もし利益を生むように投資されなければ、その金は価値を失う。しかし不況期に利益を生むような投資先はあまりない。新たな崩壊が待ち受けている住宅市場に投資する勇気はない。売れない商品であふれている――すでに過剰供給となっている製造業(例えば自動車産業)に投資するのは無駄である。これが公共予算の削減がよってきたるところなのである。キャメロンは、公共サービスがなくなったところには民間企業が進出するだろうと言った。これは簡単にいえば、以前は国家から無料で享受していたサービス(質の高い教育、毎週のごみ収集、近隣の図書館、まともな医療の提供)について今後ますます民間企業に料金を支払わなければならないようになるということである。一度公共サービスが利潤の追求にかかわることになれば、これらの分野はすべて億万長者が必死になって探している新たな投資先となるだろう。

これが戦略の第1部である。巨万の富の所有者が現在直面しているもう一つの大きな問題は、安価な労働力や天然資源の供給源としての第三世界の利用が、世界の勢力バランスの変化によって深刻に脅かされているということである。500年にわたって西側を統治してきた支配エリートは、彼らが貧困を押し付けてきたアフリカ、アジア、ラテンアメリカの国々に対して自らに有利な貿易条件を押し付けるために圧倒的な軍事力とテクノロジーの優越性を利用してきた。しかしそのような時代は、中国、インド、ブラジルのような力強く経済的にも発展した国の台頭によって終焉を迎えようとしている。その国々は西側を輸出物の市場としてあまりあてにしなくなっているだけでなく、天然資源の産出についてより公正な賃金と価格を要求するようになり、グローバルサウスの残りの国々が同様の行動を取る際の模範となっている。このことは、世界の最富裕層が何世紀にもわたって続けてきた方法でグローバルな貧困から利益を得る能力に深刻な脅威を与えているのである。

これらのことすべてが、巨万の富をもつ銀行家たちと彼らが命令を下す政府をますます戦争へと向かわせているものである。戦争だけが第三世界の経済発展を押しとどめることができ、利益をもたらす新たな投資への道を切り拓くために、戦争だけが世界の相当量の過剰資本(商品、住宅、工場等)を破壊することができるのである。

私たちはこのことを以前から体験している。資本主義には常に定期的な好況と不況とがある。しかし、私たちがいま直面しているような、世界経済をほとんど崩壊させた大恐慌はこれまで二つしかない。一つ目は、1870年から1876年までの大恐慌で、二つ目は1930年代の大恐慌である。現在と同様にその二つには同じ原因があった。利益をもたらす投資先がなくなったことである。そして双方とも最終的に植民地主義と世界戦争によって「解決」された。特に二つ目のものは大成功をおさめた。世界史上最大の大虐殺において破壊されたものの再建を通じて、かつてない20年間もの経済成長という資本主義の「黄金期」への道を切り拓いたのである。

この文脈においてこそ、現在のイギリス、フランス、アメリカによるリビア破壊を見なければならない。現在のイギリスの支配階級が、窮地にあるアラブ人の小さな集団によって一時的に利潤の危機に対処することから逸らされていると考える者は夢想の世界に住んでいる。5万回の爆撃がリビアに対して実行され、発展したインフラが全面的に破壊された。都市全体の破壊(シルトのような)や何千もの死者はいうまでもない。トリポリが陥落して数日後にイギリスの防衛大臣フィリップ・ハモンドは、イギリスの企業に対して、NATO の傀儡政府によってしばらくすれば差し出されるであろうリビアの「再建」という金になる契約を求めて「荷物をまとめてリビアへ向かう」よう呼びかけた。さらに、リビア――富裕な石油国で、アフリカの統一と経済的独立をその大陸において主導的に推進し、300億ドルもの資金をアフリカ開発と新アフリカ通貨のために準備していた――を破壊することによってアフリカの発展も何世代分も退行させたのである。さらに今後リビアは、アフリカ侵略のために2007年に創設された AFRICOM の大規模な基地をアフリカにおいて初めて受け入れることになるだろう。こういったことは今回の利潤の危機を解決するために戦争を利用しようという全体的動向の一部である。その戦争は究極的には中国を標的としたものであるが、しかしまたシリア、イラン、アルジェリア、南アフリカ、ベネズエラへと続くものであろう。

デビッド・キャメロンはたった一度だけ真実を語っている。彼は「私たちの国の企業が仕事をするのに手助けとなることがどのようなものであれ――私たちはそれをする」。「どのようなものであれ」とは、自国の公共サービスの破壊を意味するだけでなく、諸外国の完全な破壊を意味する。私たちは、ここイギリスにおける公共サービスや生活水準の破壊は、より大きな見取り図の一部であることを理解しなければならない。それは金持ちによる貧困層に対する戦争であり、とりわけ第三世界の団結し独立した国々に対する戦争なのである。過去10年間続けられてきた西側による戦争は、すべて支配エリートの階級権力と特権を維持するために仕掛けられてきたこの争いの一環なのである。

彼らの唯一の解決策は貧困と戦争である

第三世界にはこの猛攻撃と闘ってきた多くの人々がおり、私たちは彼らと連携しなければならない。メディアのプロパガンダによって破壊の対象として次の犠牲者が整列させられているときには、攻撃を受けている人々に連帯しなければならない。私たちはリビアから教訓を得なければならない。リビアに対する戦争は、イラク破壊の正当化よりもさらにばかばかしい嘘によって正当化された。カダフィがベンガジで1000人もの人々を殺害したという話を覚えているか? アムネスティ・インターナショナルによれば実際には110人である。その数には現在では蜂起初日から武装していたことが知られている反乱兵によって殺害された人々も含まれている。カダフィが兵士にバイアグラを配り大量レイプを実行させたという話を覚えているか? 再びアムネスティの数カ月にわたる調査では、政府軍がレイプを行ったという証拠は一つも見つからなかった。カダフィがトリポリを空爆したという話を覚えているか? これもまた虚偽であった――後にロシアの衛星写真で確認されたように。革命初日から反乱兵が無実の黒人移民労働者を十数人単位で駆り集めリンチしたという報道を覚えているか? もちろん覚えていないだろう――真実ではあるがほとんど報道されなかったのだから。「しかしきっとカダフィは悪いやつだ」と多くの人々はいう。たとえこれが本当であっても――何百万ものリビア人は反論するであろうが――イラクやアフガニスタンで生み出されたような機能不全の社会の残骸のなかで暮らすよりも、有効に機能し平和で繁栄した悪の指導者の国で暮らすほうが確実にましなのである。

しかし、世界にはたくさんの希望がある。ラテンアメリカは西側の金融機関による暴虐を拒否する、成功をおさめる民衆的で団結した運動の先頭にいる。その大陸の主要経済は――コロンビアという唯一の例外を除いて――民衆運動によって統治され、自らの天然資源と労働力を、単に金融的吸血鬼に利潤の源泉として吸い取られるよりも、すべての人々の生活水準を上げるために使おうと努力している。ベネズエラのスラム居住者は無料の医療と教育、そして自分たちが起草を手助けした憲法を初めて得た。これらの政府は、他の独立志向の国々――中国、イラン、侵略される以前のリビア――と、彼らに長期間押し付けられてきた戦争と貧困からいかに自分たちを守るかについて議論している。私たちはこれらの運動から学び連帯し、とりわけ彼らを暴力的に破壊しようとする自らの国のいかなる試みも拒否しなければならないのである。

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[リンク記事]リビアで悪魔が解き放たれた――NATOのイスラム主義者が民族と思想の浄化を継続している
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(参考)
ジェラルド・A・ペレイラ
「リビアを正しく理解する――革命的汎アフリカ主義パースペクティブ」2011年3月2日

「十字軍の連合がカダフィを追放しリビア革命を後退させるためにアルカイダと共闘」 2011年3月23日

「不条理劇――米‐NATOが「リビアのアルカイダ」を支援」
2011年5月14日

「アフリカの決定的瞬間――北大西洋のテロリストはリビアで敗北する」 2011年7月14日


「大きな困難にもかかわらず、アルファタ革命は白人・アラブ至上主義者に抵抗する――帝国主義はアフリカで埋葬される」
2011年9月5日


「アフリカのライオンが戦死」
2011年10月21日

ダン・グレーズブルック
NATOによるリビア戦争はアフリカの発展に対する攻撃である

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The Libyan people in Wadi Al-haya city burned the rats flag , and they rise the green flag
裏切り者の旗(王政時代に使われカダフィ体制崩壊後に復活したリビア新国旗)を焼いて緑の旗をあげる Wadi Al-haya 市の人々
2015/08/05


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リビアで悪魔が解き放たれた――NATOのイスラム主義者が民族と思想の浄化を継続している
Demons Unleashed in Libya: NATO's Islamists Continue Program of Ethnic and Ideological Cleansing
ジェラルド・A・ペレイラ 2011年11月30日

闇の時間
そこらじゅうで茶色のカブトムシが這いまわる
輝く太陽は空に隠れ
赤い花は深い悲しみに頭を垂れる
闇の時間
抑圧、戦争、そして涙の季節
銃の祭典、悲劇のカーニバル
至るところで、人々は不安で心配気な顔をしている
闇夜に歩いてくるのは誰だ?
わずかな草々を鉄靴で踏み荒らしているのは誰だ?
それは死をもたらす男、見知らぬ侵略者
あなたの眠りを見張り、あなたの夢を狙っている
Martin Carter

ムアンマル・カダフィが自国民に行ったすべての善事や、世界の被抑圧民に対する莫大な貢献は、見る気がある人々のためにはどこにおいても一覧化されている。同様にNATO の戦争犯罪も一覧化されており、急速に拡散されている。だから、NATO とその傭兵を裁く裁判所は存在しないにしても、世界中の何百万の人々がパソコンやテレビで、シルトやリビア中において犯された戦争犯罪を目撃しているのである。陪審員入廷。しかし問題は、そのような戦争犯罪に対して何ができるのかということである。

世界は文字通り、犯された常識外れの戦争犯罪を目撃していたし、ネットで検索する気さえあればいつでも見ることができる。アラブやアフリカの大多数の誤った指導者(misleaders)に支えられた、地球上で最も強力な国家の連合が、世界史のなかで最も洗練された武器を持ってアフリカの小さな抵抗の砦を攻撃していたのである。今では有名になったシルトとバニワリードで、ムアンマル・カダフィ大佐は人々を率いて数カ月にわたる戦闘を行った。シルトとバニワリードでの戦いは間違いなくアフリカ史に残るものであろう。

シルトでカダフィとともに捕らえられ殺害された
アブー=バクル・ユーニス・ジャーベル准将


カダフィのそばにいたのは、彼の息子であるムアタシム・カダフィと、リビアの防衛大臣であり1969年のアルファタ革命を率いた指導者の一人であるアブー=バクル・ユーニス・ジャーベル准将である。彼と若きムアンマル・カダフィは、ベンガジの軍事学校の同級生であり、自由将校団をともに創設した。2人とも、1911年にイタリアの侵略者に対して武装抵抗を行ったオマル・ムフタールの精神的継承者であり、70代であった。NATO のどう猛な攻撃を目の当たりにし、彼らを守るために何もできなかったということは、大変悲痛なものである。

1969年のアルファタ革命を率いた20代の革命家たちの中心人物は、現在すべて60代か70代であるが、安全なリビア脱出の多くの申し出にも関わらず、現在でもその地位にとどまり、人々とともに戦っている。

シルト近郊の砂漠で礼拝するカダフィとジャーベル(1973年)


NATO 爆撃後のシルト
sirte


一枚の写真は千語を語る

NATO の爆撃を受けたシルトを写したこの写真は、かつては美しく繁栄していたアフリカのひとつの都市で実際に何が起きたかを理解する点で、何千語の言葉よりも有用である。すべては「市民を守る」という名目のもとに行われた――明らかにムアンマル・カダフィとアルファタ革命を支持する市民は例外とされたが。シルト、バニワリード、およびリビア中で、アルファタ革命と汎アフリカ主義プロジェクトを防衛するために戦ったすべての人々に敬意を表する。彼らこそ本当の聖戦主義者――本当の汎アフリカ主義軍であった。

アフリカ民族会議(ANC)青年部のリーダー Julius Malema は、北大西洋の諸部族に関してある疑問を発した――なぜこれらの人々はそれほど血に飢えているのか? これらの人々は戦争以外に何も理解していないようだ、と彼は指摘した。

この発言を行った Julius Malema が、ジェイコブ・ズマが率いる ANC から活動停止処分を受けたということはなんら驚くようなことではない。ズマとは、カダフィの死刑執行令状に署名したアフリカの誤った指導者(misleaders)の一人なのである。南アフリカは、ナイジェリアやフランスがコントロールするガボンとともに、国連安全保障理事会の非常任理事国として、「飛行禁止区域」の設定に賛成した。これこそ、戦争の悪魔たちを解き放ったものである。

「飛行禁止区域」の設定によって次に何が起こることになるか、彼らが知らなかったなどとは考えてはならない。全世界がイラクとアフガニスタンの破壊を目撃したばかりなのである。南アフリカが「飛行禁止区域」の設定に賛成したことは、アフリカと世界中の多くのアフリカ人にとって痛ましい一撃となった。ネルソン・マンデラは世界に向けたスピーチで、カダフィのことを「20世紀で最も偉大な自由の戦士の一人」と呼び、ANC が苦境にあったときに行われた物質的・精神的支援についてカダフィとリビア人民に対して公に感謝の意を表明しているのである。また、リビア防衛のためのアフリカ連合のやる気のない行動は恥ずべきものであり、失望させられるものであった。

かつては・・・

アフリカには、確固たる展望や信念をもつ勇敢な指導者がいた――ほんの数例を挙げれば、シャカ・ズールー、女王ンジンガ、セテワヨ・カムパンデ、デダン・キマジ、ジュリウス・ニエレレ、アフマド・セク・トゥーレ、クワメ・ンクルマ、ガマール・アブドゥル・ナセル、マリアン・ングアビ、アフマド・ベン・ベラ、サモラ・マシェル、トーマス・サンカラ、ムルタラ・ムハンマド、ローラン・カビラ。もしこのような指導者が今日権力を持っていれば、NATOがリビア侵略をやりおおせるようなことはなかったであろう。実際には、ごく少数の例外を除いて、現在のアフリカの指導者は、多くは白人優越主義によってその地位に据えられ、まともな仕事には耐えられないのである。

今日アフリカを誤った方向へ導いている者たちは、かなりの代償を支払っている。次にやってくるのはそのような巨大な裏切りに対する罰であり、悲しいことに私たちすべてがその大罪のために被害を受けるであろう。

ムアンマル・カダフィの死は、私たちを絶望させた。息子が父の死を嘆くように、私たちは彼の死を嘆いた。彼は私たちを息子と呼び、私たちはそのようなものとして応答した。私たちは彼の誠実さを理解していたからである。

カダフィとともに働いていた者は、その同志的指導者の努力は、強固で妥協しない神への信仰、人類への深い愛、不正義と抑圧を終わらせるために戦っている者すべてを支援しようという誠実な欲求に動機付けられていたことを証言できる。我らが同志的指導者こそ、チェ・ゲバラの有名な言葉を端的に示すものであった――「革命家とはなによりまず人間であり、そしてばかばかしく聞こえるのを覚悟して言うと、革命とは愛という至高の感情に基づいている」。

アルファタ革命の指導部のなかで殺害を逃れた者は、捕らえられた。知識人戦士かつ献身的な汎アフリカ主義者であり、第三の普遍理論の抜きんでた解説者である Ahmed Ibrahim 博士は、シルトを防衛している最中に捕らえられた。Moussa Ibrahim は過去数カ月間リビアの正統政府のスポークスパーソンとして知られていたが、現在ミスラタで拘束されている。そして彼の息子である Yurub Ibrahim もまた逮捕されている。著名なイスラム学者である Sheik Khaled Tantoush はシルトの自宅から連れ去られ、彼もまたミスラタで拘束されている。これら年配の人々は、絶え間ない暴言、暴力、拷問にさらされており、健康状態は急速に悪化している。国際的なキャンペーンは、Saif-al Islam Qaddafi や Abdullah Senussi、Ahmed Ibrahim、Khaled Tantoush といった著名な人物、そして国民評議会によって拘束されている何千もの捕虜を国際法に基づいて保護するよう要求している(キャンペーンを支援する方法や高齢の捕虜がどのように扱われているかについての映像は、Libya SOS、Libya 360、Mathaba.net といったウェブサイトを見てほしい)。

拷問を受ける Ahmed Ibrahim 博士



カダフィに対する忠誠や外国の侵略者に対して自国を防衛することに付け加えて、皮膚が黒いことや自らのアフリカ性を肯定することが新リビアでは犯罪となった。民族浄化がひっきりなしに起こっている。連日、リビア出身の黒人やアフリカの他地域からやってきた黒人が駆り立てられている。何千もの人々が野蛮にも拷問を受け処刑されている。女性に対するレイプは、NATO 下のイスラム主義者が好む武器である。女性の遺体の多くにレイプや暴行、拷問の形跡が見られる。グリーン・レジスタンスの多くの兵士は黒人に占められているのである。

NATO がつくった生き地獄

ある匿名のトリポリ住人が私に話してくれた。

「すべての人々が、国民評議会とその配下にある武装ギャングを恐れている。私たちはこの目で見た。彼らは何でもする――彼らは獣である。まわりの人々はみな駆り立てられて投獄された。どのくらいの人々が殺害されたか見当もつかない。カダフィとつながっていたか彼に忠誠心を持っていると疑われる者はみな危険な状態にある。カダフィ支持者として知られている人のもとで働いていた人々でさえ駆り立てられて拷問を受けている。私が個人的に知っている多くの人々が、ただカダフィとつながっている人々のもとで働いていたというだけで連れ去られ二度と姿を見ることはなくなった。黒人であれば即容疑者となる。反乱兵は黒人系リビア人を“abd”、つまり奴隷と呼び、黒人であるというだけで連れ去っている。本当に吐き気がする。」

「反乱兵が市民に行ったことは本当にうんざりするようなものであり、拷問のいくつかは言葉にするにもはばかられるものである。レイプもたくさん起こっている。反乱兵がカダフィの女性警護部隊に行ったことを知ったとき、私はむせび泣いてしまった。リビアから逃げられなかったカダフィ支持者は地下に潜行しなければならない。リビア人は、誰が密告者であるかわからないので、他のリビア人と会話することを恐れている。この世の終わりがやってきたようだ。リビアは生き地獄に変わった。」

企業メディアはリビアに関するニュースを一切報道しなくなった。そしてもちろん、目の前でジェノサイドが始まっているにも関わらず、国連やアムネスティ・インターナショナル、「民主主義、人権、法の支配」についてうんざりするほど鳴きわめいてきた婉曲的に「国際社会」として知られる合唱隊からは何の抗議の声もあがっていない。そんな時間もやる気もないというわけで、彼らはすでに次の標的――シリアとイラン――に向かっているのである。

悪魔が解き放たれた

自らの悪事を遂行するために、NATO は見つけることができたなかで最も野蛮な殺人集団を利用した。これら制御された残虐なイスラム主義傭兵たちは、イラク、アフガニスタンを経てリビアにやってきた。そのイスラム主義傭兵たちは、変幻自在に立場を変えることを特徴とする NATO に何度も雇われており、よってNATO は常に彼らを殺人モードにしておくために、その食事に興奮剤を振りかけておく必要があるのである。

彼らはロボットのように「アッラーは偉大なり」と叫びながら、町から町へ、都市から都市へと、略奪・虐待・レイプ・殺人をおこなっている。そして、全能感に満たされた錯乱状態において自らが凶悪な戦争犯罪を行っている映像を撮影し、youtube に投稿しているのである。

人々は死者を埋葬しながら、挑戦的にこうつぶやいている――「アッラー、ムアンマル、リビアの他に何もなし」。真夜中に聴こえる悲鳴の数々のなかで動揺する人々は自分たちに何が起こったのか理解しようとし、彼らが愛した男に降りかかった忌まわしい死をなんとか受け入れようともがいている。いまや彼らは外国の侵略によって強制された「すばらしい新世界」に立ち向かう方法を見つけなければならないのだ。彼らはヨーロッパ人が最後に国を占領した時代に引き戻されたのである。

グリーン・レジスタンス――それはただ時間の問題

リビアでの戦争はまだまだ続く。企業メディアはリビアが「解放」され、そこでの生活は「通常に戻った」と嘘をついている。実際には混沌が統治している。NATO が国を分割するという噂があふれ、戦争に飲み込まれたままなのである。

人々は計画的に捕らえられ、トラックで運び出されている。反目しながらそれぞれ独自の指示系統を持ち、国民評議会のいうことは何もきかない武装ギャングたちは、彼らが持っている唯一の目標を実行しているのだ――カダフィとすべてのカダフィ支持者をせん滅せよ。

リビア解放軍(LLA)、あるいはリビア解放戦線(LLF)と呼ばれるグリーン・レジスタンスは、日に日に再結集し強さを増している。街頭での戦闘が頻繁に起こり、爆発音がトリポリや他の地方できこえている。NATO の傭兵は激しい抵抗に直面しているのである。

リビアの有力な部族で、100万人以上のリビア人で構成される Warfalla 族は、「必ず復讐してみせる」と声明を出している。彼らの多くは、バニワリードの戦いに参戦していた。

あるグリーン・レジスタンスの戦士がすべての人々の気持ちを要約している。

「どれだけ時間がかかるのかは問題ではない。太陽が昇るのと同じくらい確実に私たちは立ち上がる。それはただ時間の問題である。それは今日ではないかもしれないが・・・私たちは忍耐強い民族なのである。たった今は、身を屈めていなければならないが、指導者たちが再結集し準備が整えば闘争の段階を引き上げることができる。その時は必ず来るし、私たちはただ武器を取れとの号令を待っているのである。」

「私たちは団結しなければならないしそれには時間がかかる。とりわけ現在の占領下の状況ではそうだろう。私たちはカダフィを支持しその革命を守ろうとしていることで拷問を受け、レイプされ、殺害されている。私たちは家を離れなければならなくなり、ギャングがその家を破壊し盗みをはたらくのをじっと見ていなくてはならなかった。しかし、必ず復讐する。NATOや自らを革命家やムスリムと呼ぶ血まみれの盗賊たちが私たちに犯した罪を決して忘れることはできないのだ。」

「私がこの目で見たことはとうてい信じがたいことである。彼らは人間が考えられる限り最も残酷な行為をした――アッラーは偉大なりと叫びながら人道に対する罪をおこなったのだ。彼らはまるで薬物中毒のようだ。私たちはカダフィ支持者の墓を掘り起こしたが、彼らはすべて背中の後ろに手を結ばれたまま処刑されていたのだ。私は彼らに言いたい。私たちを虐待し、殺害し、女性をレイプし、家を破壊し盗みをはたらき、私たちの指導者やその家族におこなったことについて必ず復讐すると。」

「リビア人にこんなことが起きたのは初めてではない。これはイタリア人が私たちの土地を占領したときに起こったことそのままなのだ――カダフィのおかげで私たちはいまや教育を受け知識がある――私たちは自分たちの歴史と英雄を知っているのである。国民評議会はリビアの紙幣からオマル・ムフタールの肖像を外した。しかしそんなことはたいしたことではない。彼の勇敢さや、その継承者であるムアンマル・カダフィの勇敢さの物語は、私たちの心のなかにあるのだ――この男たちは決して死なない――このことは私たちがこれら盗賊たちを再び打ち破るという信念と確実性を与えてくれる。信じてくれ、それはただ時間の問題なんだ。」

焦燥段階

リビア侵略とムアンマル・カダフィの殺害は、帝国の「焦燥段階」のあらわれとしてみることができる。資本主義と帝国主義は、最期の醜いあえぎを経験しており、私たちはこの段階でその悪の本性を見ているのである。彼らはかつてのローマのように、その「衝撃と畏怖」戦術とともにますます恥知らずになり、自分たちが止まるところを知らず無敵であると信じている。言い換えれば、帝国主義がパニック段階にあるなかで、私たちは彼らの振る舞いがさらに野蛮で残酷、非文明的になっていくことを予想することができる。すでに予言されてきたように。

トワイライトゾーン――帝国という吸血鬼

この新しい段階におけるもうひとつの側面は、資本主義、つまり白人至上主義的な社会経済システムが、かつてない危機の段階に突入したということである。寿命がきたのであり、そのシステムは内向きになる。帝国という吸血鬼はまさに「被害者の生き血を吸っている」のだ。彼らは切羽詰まっており、口から私たちの血をしたたらせているのを目撃されても気にはしていない。彼らのグローバル経済は、彼らが次のサミットを開催するよりも早く崩壊しているのであり、私たちを不意打ちすることはできないのだ。

私たちはヨーロッパとアメリカが何年も崩壊を食い止めようとしているのを見てきた。もはや彼らは錯乱状態でありアイデアも尽きている。ひとつの戦争の分け前を得るやいなや、その果てしなき貪欲さを満たすために新たな戦争を必要としているのである。私たちの問題は、私たちの多くが洞察力のある指導者についていくのが遅すぎるということである。もしアフリカの指導者たちが展望を共有し、カダフィが誓ったようにアフリカ合州国にむけてともに努力していれば、今日世界は大変違ったものとなっていたであろう。ムアンマル・カダフィとリビア革命は世界の勢力図を根本的に変えるところであったのであり、アフリカを世界における正しい場所に置くところだったのである。私たちがそれほどまでにアフリカの力を高めたことはなかった。彼は本当にアフリカのライオンだったのである。

冷酷な敵――彼らを知れ

北大西洋の諸部族は、極端に冷酷な敵である。効果的に抵抗するために彼らのメンタリティを学習し理解することは必須である。紛れもなくどの人種にも良いところと悪いところがある。しかしながら、同様に紛れもないのは、ヨーロッパとして知られる歴史的文化的連続体は、地球上の他のどの集団も見せたことのない特徴を持っている。彼らが持つ支配・消費・破壊の意思は比類のないものなのだ。

Marimba Ani は、『Yurugu――ヨーロッパの文化思想と行動に対するアフリカからの批判』という独創的な仕事でヨーロッパ人の心性に対する決定的な批判を行っている。彼女によれば、

「ヨーロッパ人の振る舞いのすべての様式と行動スタイルの主流は、物質的支配力を増加させ確実にすることである。・・・文化全体を規定する中心思想は、不安定さである。その文化――常に「進化している」ものであり「進化した」ものとはならない――は、単一志向的、一面的、狂信的で萎縮を強いるものなのである。つまり、他者を消費する文化なのだ。しかし究極的にはこの文化は支離滅裂である。人間的意味がまったく欠けているのだ。強迫観念や衝動、飽くなき欲求がその文化の特徴である。・・・それは動力機械のように構成されている。・・・成功のためにそれは「魂(soul)」を犠牲にした。残されたものは不吉さである。美的に、そして自己イメージの点で、それは自らを白と定義している。ヨーロッパは、自らをひとつの人種とみなす人々の家であり、生き残りと他者の破壊のために結束するのである。他に破壊する他者がいなければお互いに破壊しあうだろう。彼らは黒さを恐れ憎んでいる。彼らにとって黒さとは、彼らが所有することもコントロールすることもできない精神的力なのである。」

『白人レイシズム――その心理的歴史』において、Joel Kovel はこの征服と破壊の衝動を「広大無辺な憧れ」「底なしの願望」として描いている。

『文明の衝突』の著者であるサミュエル・ハンチントンは私たちが忘れてはならないあることを思い起こさせている。「西洋は思想や価値、あるいは宗教といったものの優越性で世界を勝ち取ったのではない。そうではなく組織的暴力の適用によって勝利したのだ」。

それが、私たちが武装闘争を組織したときに敵が興奮する理由なのである。彼らは強力な組織的暴力がどのようなものになるかを知っているのだ。

リビア侵略とカダフィの殺害は、ある国とその指導者が「大量破壊兵器」を持つ計画を放棄し平和的共存への道を選んだことによって引き起こされた出来事である。戦争が始まった当初、サイフ・カダフィはあるインタビューで、リビアが通常兵器の更新をしておらず「戦争の準備を何もしていないところを突かれた」ことを認めている。どのような国もそのような致命的な過ちを二度としないだろう。抑止力はどのようなものであれまったく何もないよりもましなのである。

北大西洋の諸部族ほど戦争の技術に習熟し、武器に熟達した民族はない。彼らは骨の髄から戦争屋なのである。

アフリカとグローバルサウスを収奪するため捨て鉢になり錯乱した試みにおいて今回の再占領を実行するために、帝国主義にとって邪魔となるすべての革命的民族主義政権を取り除き従順な体制を安定させることは必須である。来るべきものに備えなければならない。カダフィは最期のメッセージで「自分たちの居場所を守る」ようにいった。なぜならもしリビアが負ければ、北大西洋の諸部族は私たちのすべての場所にやってくるからである。この段階における課題は、帝国の崩壊を利用し、彼らの終わりを必然的に特徴づける、血迷った野蛮な振る舞いと対決するための抵抗を強化する方法を見つけることである。

彼らの家が燃えている――私たちの家ではない

2009年の世界経済サミットにおいてブラジル前大統領のルラ・シルバは世界経済危機について述べた。「今回の危機は白人で目の青い人々の不合理な振る舞いによって涵養され引き起こされたものであり、危機以前には彼らは経済についてならなんでも知っているような顔をしていた。しかし今となっては彼らが経済について何も知らないことが明らかになった」。彼は付け加えて「その責任のある人々が危機の代償を支払わなければならない」といった。

私たちのあまりにも多くの人々が、マルコムXのいう「ハウス・ニグロ」のままである。ハウス・ニグロは召し使いとして主人の家に住み、主人の家が焼けている際には「私たちの家が燃えている」と言った。主人が病気であれば、そのハウス・ニグロは「私たちが病気だ」と言ったのである。一方、畑で働くフィールド・ニグロがいた。彼は主人の家が燃えている際には「燃やしておけ」と言ったのだ。

アフリカ、南アメリカ、カリブ諸島、およびグローバルサウス全体が、何世紀にもわたる帝国主義による支配、略奪、戦争への終わりなき渇望の結果としての危機のなかにある。今回燃えているのは主人の家である。そして私たちはいう――「燃やしておけ」。帝国の終焉は歓迎すべきことなのだ。私たちがバビロンを崩壊させる必要はない。それは内部の矛盾によって、政治的にも経済的にも思想的にも倫理的にも確実に崩壊しているところなのだ。一方、ムアンマル・カダフィが呼びかけたように「まわりで古いものが崩壊しているなかで新しいものをつくっていかなければならない」のである。そうやって準備するのだ。それは世界の終わりではない、彼らの世界の終わりなのである。

ジェラルド・A・ペレイラは、ガイアナの「人間の進歩と尊厳のための共同行動」および「黒人覚醒運動ガイアナ(BCMG)」の創立メンバー。長年リビアで生活した間、リビア革命を防衛するための国際大隊であるグリーンマーチで働き、トリポリに拠点を置く World Mathaba の幹部であった。
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[リンク記事]NATOによるリビア戦争はアフリカの発展に対する攻撃である
category: - | author: conflictive.info
[リンク記事]

(参考)
ジェラルド・A・ペレイラ
「リビアを正しく理解する――革命的汎アフリカ主義パースペクティブ」2011年3月2日

「十字軍の連合がカダフィを追放しリビア革命を後退させるためにアルカイダと共闘」 2011年3月23日

「不条理劇――米‐NATOが「リビアのアルカイダ」を支援」
2011年5月14日

「アフリカの決定的瞬間――北大西洋のテロリストはリビアで敗北する」 2011年7月14日


「大きな困難にもかかわらず、アルファタ革命は白人・アラブ至上主義者に抵抗する――帝国主義はアフリカで埋葬される」
2011年9月5日


「アフリカのライオンが戦死」
2011年10月21日

ダン・グレーズブルック
「この戦争は ISIS を標的したものではない、アサドを狙ったものである」2014年10月3日

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NATOによるリビア戦争はアフリカの発展に対する攻撃である
NATO’s War on Libya is an Attack on African Development
ダン・グレーズブルック 2011年9月6日

「アフリカ、グローバルな経済成長の鍵」。これは、すがすがしいほどに率直なワシントンポストの最近の記事の見出しであるが、決して“ニュース”と呼べるようなものではない。アフリカの労働力と天然資源は――まともな経済史家なら誰でも言うように――何世紀にもわたってグローバルな経済成長の鍵であり続けてきたのだ。

500年前ヨーロッパ人はアメリカ大陸を発見し、彼らの経済システムは拡張した。ヨーロッパの権力者たちは、ヨーロッパにおける勢力図は、海外の植民地から引き出すことができる利益に規定されるであろうことにだんだんと気づいた。それ以来、帝国主義(aka 資本主義)は世界の経済構造の根本的な特徴となった。

アフリカにとってこのことは、人々や天然資源に対するますます体系化する略奪への絶え間ない服従を意味し、それは現在まで続いている。始まりは、ヨーロッパ人によって一掃されていたアメリカ先住民の労働力を補うために何千万人ものアフリカ人が野蛮に誘拐されたことであった。

奴隷貿易によってアフリカ経済は壊滅的なものとなり、人口の崩壊を耐えしのぐことはできなかった。しかし、カリブ諸島のプランテーション所有者が奴隷から得た利益は、ヨーロッパの産業革命の基礎となった。18世紀と19世紀を通じて、アフリカで貴重な原料(特にすずやゴム、金や銀)が次々見つかるにつれ、その土地と資源の略奪は1870年代の「アフリカ争奪戦」に帰結し、その際ヨーロッパ人は、数年間でその大陸を(エチオピアを除いて)自分たちの間で分割したのである。この時点で世界経済はますます統合性を深めており、同時にアフリカ人は土地を略奪され金鉱やゴム農園に押し込まれることによってヨーロッパの産業革命の基礎を提供したのである。

第二次世界大戦後、ヨーロッパの諸大国は何年にもわたってお互いの産業を破壊したことにより弱体化しており、植民地主義を自らの新しい条件にあわせて変化させようとした。民族解放運動が盛り上がるにつれて、ヨーロッパの諸大国は新しい経済的現実に直面したのである。「落ち着きのない現地人」を鎮圧するコストが、植民地から引き出すことができる富と同程度までかかるようになっていたのである。

彼らが好んだ解決策は、クワメ・ンクルマが名付けたところの「新植民地主義」である。形式的な政治的主権を、その国に対する経済的搾取の継続を許してくれそうなえり抜きの取り巻き連中に授ける。言い換えれば、植民地主義が改変されることによって、アフリカ人は自国民を取り締まる負担を背負わされるようになったのである。

実際には、事態はそう単純であったわけではない。アジア、アフリカ、ラテンアメリカにおいて、大衆運動は自国の資源の支配権を要求しはじめ、多くの場所で――ときにはゲリラ闘争を通じて、ときには投票箱を通じて――権力を得た。しかしこのことは、そのような運動をつぶすためのヨーロッパによる――いまや成り上がった子分であるアメリカの指導のもとで――邪悪な戦争をもたらした。いわゆる「冷戦」ではなくこの争いこそが戦後の国際関係を規定するものなのだ。

これまで、ヨーロッパとアメリカにとって新植民地主義は大規模に成功してきた。しばしば奴隷としての労働力や天然資源の安価な供給者としてのアフリカの役割はほとんど変わることなく継続してきた。貧困と不統一は、この搾取を継続するための欠かすことのできない構成物であり続けている。しかし現在、双方とも大きな脅威にさらされているのである。

過去10年間にわたる中国のアフリカ投資は、その大陸の貧困に対する真剣な取り組みの開始となるかもしれない方法でアフリカの産業とインフラを構築してきた。中国国内でそういった政策はかつてないほど貧困を削減させ、中国を世界有数の経済大国とする手助けとなっている。もしアフリカがこの道に続くか、似たようなことをすれば、500年にもわたる西側によるアフリカの富の収奪は終焉を迎えるのである。

この「アフリカ発展という脅威」を防止するために、ヨーロッパとアメリカは彼らがただ一つ知っている方法で対応している――軍事である。4年前、アメリカはアフリカを軍事的に従属させるための新たな「管制指令センター」となる AFRICOM(米アフリカ軍司令部)を創設した。アメリカにとっての問題は、その基地を迎え入れてくれる国がアフリカにはなかったことである。ごく最近まで、アフリカは世界で唯一米軍基地のないユニークな大陸だったのだ。このことは少なくない部分、リビア政府の努力の成果であった。

1969年、カダフィの革命がイギリスが支援するイドリス王を追放する以前、リビアには世界最大級の米軍基地の一つであるウィーラス空軍基地があった。しかし、革命から1年以内に、その基地は閉鎖されすべての外国軍関係者は追放された。

より最近では、カダフィは AFRICOM を失敗に追い込むために活発に行動していた。基地を受け入れるためにアメリカから多額の金銭の申し出を受けたアフリカの政府は、それを拒否するようカダフィからその倍の金額を提示された。そしてそのような一時的な対応は、2008年には AFRICOM に対するアフリカ連合の公式の拒否に結実したのである。

おそらくアメリカやヨーロッパのアフリカ支配がより懸念していたのは、カダフィが莫大な資源をアフリカの発展のために注ぎ込んでいたことであろう。リビア政府は、2007年に打ち上げられたアフリカ初の人工衛星に対する最大の投資家であったし、このことはヨーロッパの衛星会社に対する年間5億ドルもの支払いからアフリカを逃れさせた。さらに悪いことに、リビアは、西側への金融依存からアフリカを断ち切るために300億ドルもの金をアフリカ連合の三つの大規模な金融プロジェクトに割り当てた。リビアに本部を持つはずであったアフリカ投資銀行は、無利子でアフリカ開発に投資する予定であった。このことは IMF のアフリカ支配――アフリカを貧困のうちにとどめておく決定的な柱――に深刻な脅威を与えるはずであった。またカダフィは、金本位制のアフリカ通貨のアフリカ連合の計画の主導者であった。これもまたアフリカを西側の束縛から解放するものであった。ここでもこの計画に割り当てられた420億ドルのほとんどをリビアが負担していたのである。

NATO による戦争とは、アフリカの統一と独立を強化する動きの先頭に立つ社会主義、反帝国主義、汎アフリカ主義国家としてのリビアの進路を閉ざすことを目的としたものである。反乱兵による激しい人種差別は蜂起の当初から明白となっており、何千もの黒人系アフリカ人労働者や学生を駆り集めて処刑している。先に述べたようなアフリカ開発のためのすべて資金は NATO 諸国によって“凍結”され、国民評議会のお仲間たちに引き渡され戦争を促進する武器のために使われようとしている。

戦争はアフリカにとって、決して終わっていない。NATO の猛攻撃とは、世界における必然的なアフリカの地位の上昇を彼らが止められないことの絶望、無能力の現れであることをアフリカ大陸は理解しなければならない。アフリカはリビアから教訓を得て、引き続き汎アフリカ連帯へと進み、AFRICOM に抵抗し続けなければならない。そうするとき多くのリビア人があなたとともにいるであろう。

ダン・グレーズブルックは、新聞「モーニング・スター」の寄稿者であり、パレスチナのための国際議員団イギリス支部のコーディネーターである。
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